◎日 程・2024年5月25日(曇り時々晴れ)
◎参加者・計13名
◎コース・千葉6:09-御茶ノ水7:02/7:10-高尾8:05/8:09-初狩8:52/9:10…首塚9:35/45…恩六五十石標…恩六二十九石標11:40/昼食/12:15…鶴ヶ鳥屋山々頂13:25/13:40…宝越え14:35/14:40…林道終点…15:50/15:55…笹子16:20(解散)
■心配していた天気も強烈な晴れ男、晴れ女、雨男、雨女の参加者により歩くには丁度良くなった。スタートの初狩駅では「何処へ行くの?」と聞きたくなる程大勢のハイカーがいる。お陰でトイレも混み、私達オバサンは男性トイレを拝借し、時短。登山口迄の約2㎞は国道沿いに歩く。前方には『おにぎり』の様な鶴ヶ鳥屋山が見える。武田家家臣、岩殿山城主でもあった小山田信茂の首塚に寄り、下見では間違えた登り口に到着。いきなりの急登にへこむ間もなく「永遠に続くのでは~」と思ってしまう程の上り下りを繰り返し山頂へ到着する。木々は黄緑から緑を増し、その中でチラホラ見えるヤマツツジが綺麗で癒される。同じ様に気持ち良いそよ風に吹かれ、まったりしている軍団がいる。目を凝らして見ると「ギャ!! 猿!!」 強面?のSLが先頭に立ち、追い払い歩きは再開するが、リニアモーターカーの工事現場通過での怖い下りや渡渉有りのこのコースをケガも無く、全員元気で下山できたことに感謝です。 皆さん、有難うございました。 (記:K.E)
■鶴ヶ鳥屋山という山名に心引かれて参加申込みした。今回の山行にあたり下調べをしました。その標高グラフは、約4㎞にわたって標高差1000m近くの急登、2㎞間の上り下りが繰り返される稜線、そして3㎞、700mほどの急下りとなっており、歩き通すことができるかどうか不安になりました。ほぼ一週間キャンセルしようかと悩んだ末に参加することにしました。実際標高グラフどおりの急登に出会いましたが、日差しに輝く木々の新緑に癒され目を楽しみながら、比較的ゆっくりペースの歩きで、どうにか登り切ることができてほっとしました。下りはある程度無難にこなせると自負していたのですが、途中砂礫で狭く歩き難い危険とも言える道が続いていたこともあり、いやいや上りよりもむしろ下りの方が惑い、神経を使って気疲れしてしまいました。そのせいか、もうすぐ林道終点に届こうとする箇所にあった沢での渡渉で、皆さんが上手く渡りきっていたにもかかわらず自分だけが、斜めの形の小岩に足をのせてしまって滑り転んで沢に浸かり、臀部辺りをザブンと濡らしてしまいました。幸いにも、スパッツを付けていたので靴の中は濡れずに済み、ポリエステル100%のハーフパンツと速乾性の下着を着用していたので、林道を歩いている間に乾いてしまい、被害は軽く済みました。このようなハプニングトラブルはありましたが、苦労をさせられながらも山全体の良さを十分に満喫し、完歩し終えた達成感も味わえて、記憶に残る山行になりました。 (記:Y.M)