Dランク

Dランク  南アルプス 荒川三山~赤石岳

Dランク  南アルプス 荒川三山~赤石岳

日 程・2022年7月23日(土)~26日(火) 快晴

参加者・3名

コース・

7/23・東京8:03(ひかり503号)―静岡9:02/10:00(静鉄バス)ー畑薙第一臨時駐車場13:25/14:00(送迎バス)ー椹島ロッジ 15:10 (泊)
7/24・椹島5:45…鉄塔横6:40…小石下7:55/8:05…清水平9:05/20…蕨段10:05…見晴台10:15/45(食)ー駒鳥池11:50/12:15…千枚小屋12:55  (泊)
7/25・千枚小屋4:30…千枚岳5:20/45…悪沢岳7:15/35…中岳9:10/15…分岐9:25…(空身ピストン)…前岳9:30…分岐9:35/40…荒川小屋11:05/50(食)…大聖寺平12:20/30…小赤石岳の肩13:40/45…小赤石岳13:55/14:05…赤石岳14:45/55…赤石岳避難小屋15:00  (泊)
7/26・赤石岳避難小屋4:55…赤石岳5:00…富士見平6:55/7:00…赤石小屋7:25/40…歩荷返し8:15/20…樺段9:25/35…中電基準点10:30…椹島ロッジ11:10/12:45(シャワー・食)(送迎バス)…畑薙第一ダム13:55/14:25(静鉄バス)…静岡駅18:00 (解散)

■畑薙第一臨時駐車場で登山届を提出。登山者で満席になった送迎バスは、ヘルメット着用でゆられながら標高1120mの椹島に到着。テン場は資材等で占領され仕切られていたが、椹島ロッジは優しく快適に迎えてくれた。2日目は絶好の登山日和。ロッジから10分程歩くと、4年前にできた揺れがはんぱない千枚大吊橋を渡り急登の登山道が始まります。ブナやミズナラなどの広葉樹を、マイナスイオンをたっぷりあびながら高度を上げて清水平に到着。ここで美味しい水を確保してから、シラビソなどの樹林帯をまた登りはじめて見晴台に立ち寄ると、ここまで登ってきたご褒美で千枚岳~悪沢岳~中岳までの稜線や、子赤石岳の奥に重なるように見えた赤石岳の眺望に出会えて大感激。ここでエネルギーを補給して、湧き水からできた神秘的な不思議な駒鳥池にも立ち寄り、メンバーの頑張りで想定より早く小屋に到着。小屋の周りは花畑、正面にはでっかい富士山。小屋は寝袋スタイルで隣とは上半分が仕切られて人数制限で想定以上にゆったり寝られます。3日目も快晴。ダケカンバの森をぬけハイマツ帯からザレ場を登りきると展望抜群の千枚岳山頂です。ここからは好天にも恵まれ、これぞ南アルプスだと体感できる丸山~悪沢岳までの気持ち良い天空稜線歩きで、眺望と季節の花々を楽しめます。悪沢岳からも素晴らしい天空稜線ですが、中岳への登り返しはきつかった。荒川小屋に下ってからの赤石岳へ登りもきつかったが、メンバーの頑張りで予定通り避難小屋に到着。一息入れた後、小屋の周りが暮れ始めると東から西に流れるように夕焼け色に綺麗に色ついていく雲に驚いたり、今年が最後らしい小屋番の榎田さんのベスト写真やシラビソの話が聞けたり、パートナーのちえ子さんのハーモニカ演奏にウルっときたりと思い出深い一日となった。最終日は、下山途中の富士見平から南アルプスの山々を見上げた後は、大倉尾根の樹林帯を椹島に向けて一気に下り、メンバーにも天候にも恵まれた3年越しの南アルプス南部山行は無事完登。 (記 TM)

◼️あるツアー会社で荒川三山に参加し、それから6年。今回も、千枚岳をスタートし、荒川三山(悪沢岳、中岳、前岳)と赤石岳を楽々縦走できると高をくくっていた。が、早くも初日の千枚小屋への登りでダウン。2日目は、登山靴のソールが剥がれ、メンバーの支えがあって、バテバテの私もどうにかこうにか縦走が出来た。3日目は、2000mを超える長丁場の下りで、二人に、靴底を心配して貰いながら、何とか椹島ロッジに戻ることができ、感謝感謝でした。テスト生としては失格だが、各山頂でのすばらしい眺めは、参加して良かったの一言に尽きる。(記 WY)

悪沢岳山頂
見晴台からの子赤石岳と赤石岳