◎日　程・２０２１年１２月５日(日)　晴れ

◎参加者・6名

◎コース・千葉5:20－御茶ノ水6:14/17(中央快速)－高尾7:22/24－大月8:10/20…むすび山8:43/9:00…オキ山9:23/30…天神峠10:04/09…高川山12:00/昼食/51…登山道入口13:39/49…初狩駅14:09（解散）距離8.6㎞

■今回のコースの歩き始めは大月駅からです。一般道からむすび山へ向かう道の角には標識があり迷うことはなかったのですが、その先の登山道の入り口付近で危うく間違うところでした。下草を綺麗に刈った道に入ろうとしたら「そこは違うよ。こっち、こっち」と窓から奥さんが軒下の芝生のきれいな道を教えてくれ、お陰様で迷わず登山道に入る事ができました。むすび山からは富士山を眺めながらの木漏れ日の気持ちの良い尾根道を歩きます。しかし高川山の頂上は遠く、山頂の手前の登りは岩場や急騰が続きました。すれ違う登山者の「ここが踏ん張りどころよ」の声に励まされて頂上に着きました。初リーダーとして、Bランクではもっとゆっくり歩くべきでしたが標準時間で歩いた事や水分補給の取るタイミング等反省点も多くありました。良かった事はYAMAPのアプリを利用し事前に登山計画を入力していたことです。下山途中、そのアプリの地図上に初狩駅到着の予定時刻が表示されていて、一時間に一本しかない電車に乗り遅れることもなく下山できたことです。このアプリは今後も心強い味方になりました。また、山中の標識は２年前の下見山行の時よりもしっかりとしたものが出来ており、安心して歩くことが出来ました。（記　KN）

■このところ良い天気が続いているが朝夕は冷え込みが強い。大月駅から国道20号（甲州街道）を歩きだしてすぐ桂川を渡る。この橋の下の川べりの家を見ると以前ここを通ったような気がする、橋を渡り車道を左折して暫く歩き小さな標識を見てむすび山へ向かう。細い道を入ろうとしたらおばさんに呼び止められ道はこっちだという。その家の庭前から山道が始まる。少し登るとむすび山山頂。旧陸軍の防空監視所跡だ。直径3ｍ程の竪穴がある。ここから上空に飛来する敵機を監視し本部に連絡していたという。ここから大月方面、南に真っ白な富士が見えた。静かな尾根を進むと狼煙場もある。1時間ほどで天神峠。今はこの下に高速道の花咲トンネルがある。いくつかのアップダウンを繰り返すが目指す高川山らしきは現れない。4回ほど前衛峰に騙された。山頂に近づくにつれ岩場となる。ぼちぼち下ってくる人とすれ違う。山頂には正午に着いた。地元の小学校の生徒たちが弁当を食べている。三年生だという。半袖Tシャツもいる。皆元気だ。山頂からの展望は実によく富士、御正体、三ツ峠、南東に丹沢、北方には滝子山、雁ヶ腹摺山などくっきり、本日のご褒美。

山頂で50分の長い昼食休憩後初狩方面に下る。始めはなだらかな林間ルートだったが途中から急な下りとなる。女坂を下ったが結構急だ。何か所かロープのお陰で無事に下った。静かな尾根、岩場、ロープと快晴の山岳展望を満喫しました。　　（記　MK）