Cランク

道志山塊 御正体山

◎日 程・2021年10月24日(日) 晴れ

◎参加者・計6名

◎コース・千葉5:06-東京5:44/6:03(中央特快高尾行・後方3両目)-立川6:43/53(中央線大月行)-大月7:48/55(富士急河口湖行)-都留市8:09/15(バス)-御正体入口BS8:33/40…林道分岐10:10/20…峰宮跡展望台11:55/昼食/12:25…御正体山13:10/25…峰宮跡展望台14:00/10…林道分岐15:40…御正体入口BS16:45/50(タクシー)-都留市17:05(解散)

■御正体入口BS近くの三輪神社横から登り始めるこのコース。標高が上がるにしたがって尾根の傾斜が厳しくなり、それと共にブナなどの広葉樹が展開するようになる。静寂な深山の佇まいを見せる御正体山は、一歩ごとにその山容の大きさを感じさせる。そんな中、ハァーハァーと荒々しく息をしながらやっと峰宮跡展望台に着くと、これまでの様相とは一転し、雪化粧の見事な富士山が眼前に現れた。ここは登山コースが集まる分岐点の一つであり、眺望が広がる絶好の休憩ポイントである。登山道の周囲にはヤマトリカブトが種子を付け、山頂ではマルバダケブキが綿毛状になっていた。 それにしてもこのコースは長い。厄介なのは登りコースを下る、コンクリート舗装の林道。かなりの急坂であった。これをやっと終了してゲート手前5、6mになった所で、私の膝がガクガクしだし、その途端にバランスを崩して尻もちをついてしまった。一瞬であったが、両足をコントロールすることができていなかった訳である。「膝が笑う」というのは、このような状態になるのであろうか。これが狭い山道で起こらずほっとしたが、両足に負担がかかっていたことは確かなようだった。自分自身の脚力の衰えを改めて痛感する山行となったが、テスト山行の二人からは余裕さえ感じる。そんな様子に驚きながらも元気づけられる1日となった。 (記 S.T.)

■Cランク初テスト山行で参加しました。Bランクとどう違うのだろう、自分にできるだろうか、と心配していました。が、間もなく林道から入る急斜面の登りに驚き、これはもう、自分を信じて登らなければ!と決意を新たにしました。御正体山は、行けども行けども木々に囲まれて展望はなく上り下りの繰り返しでした。やっと着いた峰宮跡展望台からは富士山が裾野まで綺麗に見え清々しい気持ちになりました。でも、近くにいるのにこの展望台からが唯一、富士山が見える場所でした。頂上付近のブナ林の静寂な雰囲気がよく、ヤマトリカブトの群生の咲いたあともありました。自衛隊の演習場のドーンドーンという音が始終していましたが、すれ違う登山者もなく、静かな山であったと思います。天皇陛下が皇太子時代に登頂された山とのこと、同じ風景をご覧になっていたと思いを馳せるのも楽しいものでした。何とか無事に下山でき、安堵しました。リーダー、ご一緒しました皆様ありがとうございました。  (記 I.Y.)

御正体山峰宮跡展望台付近
御正体山峰宮跡展望台
日御正体山一等三角点刻字面は南側
御正体山峰宮跡展望台から富士山
御正体山山頂
御正体山山頂
ショートカット道は急がば回れ