Cランク

五色沼探勝路~磐梯山

Ⅽランク    五色沼探勝路~磐梯山

◎日 程・2021年10月17日(日)~18日(月)

◎参加者・9名

◎コース・

1日目:東京8:08(新幹線やまびこ127号)-郡山9:31/38(磐越西線)-猪苗代10:22/35(梯高原行きバス)-磐梯高原駅11:12…物産館11:15/12:00…五色沼探勝路…15:00ビジターセンター-15:10リゾートインみちのく(泊)

2日目:リゾートインみちのく7:45(マイクロバス)-裏磐梯スキー場駐車場8:00/10…第二リフト8:45

…銅沼9:05/10…スキー場分岐10:00/10…弘法清水小屋11:30/12:00…磐梯山12:35/47…弘法清水小屋13:25/37…天狗岩13:55/14:00…沼の平14:25/30…天の庭15:03…猪苗代登山口16:01/08(タクシー)-猪苗代駅16:18(解散)

■心配していた天候も雨の心配はなく2日間予定通りの日程での山行となった。

コースは紅葉の五色沼、裏磐梯から猪苗代登山口へのロングコースで磐梯山を丸ごと楽しめる。

1日目は気温約6℃ 裏磐梯物産館をスタートし柳沼から脇道に入り、植林を成功させた遠藤現夢翁の碑に立ち寄った。青沼、弁天沼毘、毘沙門沼など美しい五色沼を堪能。神秘的な湖面の色にメンバーは感嘆していた。歩きやすい道で終点のビジターセンターでは磐梯山の歴史を学んだ。民宿では風呂から見える磐梯山のシルエット、心のこもった料理と宿のご主人が栽培した打ちたての絶品蕎麦をいただき、楽しい時間が過ごせた。 距離 5.86km

2日目は8時気温約4℃、晴天の中、裏磐梯スキー場駐車場(910m)よりスタート、ナナカマドなど美しい紅葉に出会い、銅沼では神秘的な沼の色と白くたなびく噴煙に一同感動。爆裂口は茶色の岩肌を露わにし、1888年の噴火の凄まじさを物語っていた。中の湯跡が残っているが、山腹にあった上の湯、下の湯は小磐梯山の大爆発(7月15日午前7時45分)で湯治客もろとも吹き飛ばされたらしい。中の湯跡から標高差300mをこなすと弘法清水小屋(1629m)に着く。宿で作ったおにぎりで昼食、ザックをデポし山頂アタック。山頂(1816m)は残念ながらガスで眺望がなかったが途中美しい檜原湖と裏磐梯の湖沼群の展望は素晴らしかった。弘法清水小屋は携帯トイレブースもあり専用携帯トイレも販売している。美味しい水を補給し下山はガレた登山道だがベテランぞろいのメンバーは何の心配もなく順調に歩を進める。沼の平からは歩きやすい道で、スキー場の上(天の庭)まで快適に進んだ。猪苗代登山口(698m)までは光の反射した美しい湖面を見ながらスキー場の草の上をすべるように歩を進めた。当初の予定時間どおり猪苗代駅に到着したのはベテランメンバーの熟練の行動のおかげだと思う。楽しい夕餉、山の懐の大きさと噴火の歴史を体感し、また参加メンバーの山への熱い情熱を感じた山旅であった。      距離 11.4km 累計高度(+)1008m 累計高度(-)1219m  (記 N.T.)

部屋からもお風呂からも磐梯山が見えるロケーションの宿でした。食事も超豪華!馬刺しも出て、これで明日の登山は頑張れるぞ!(笑)翌日、岩なだれや噴煙を上げる山肌を見ながら登りました。頂上直下のナナカマドの赤い実と白い樹氷のコントラストが大変綺麗でした。残念なのは頂上で見られるはずの360度のパノラマ。次回にお預けです。最後に長くて急なゲレンデをヘロヘロになりながら下りました。膝を痛めるか心配しましたが、帰りに立ち寄った温泉のお陰で膝痛も筋肉痛も疲れも翌日にはありません。磐梯山は又噴火するかもしれないと感じさせる迫力のある山でした。その凄さを見られるコースを選んで下さったリーダーさん、ありがとうございました。(記 O.A.)

宿の窓から 磐梯山

五色沼自然探勝路 青沼
磐梯山 山頂