Bランク

会津 帝釈山~田代山・七ヶ岳

《6月度会山行・Bランク》  会津 帝釈山~田代山・七ヶ岳

日 程・2019年6月16日(日)雨、17日(月)曇

参加者・2名(L596)

コース・
6/16・千葉5:20-浅草橋6:08/17-浅草6:20/30-会津高原尾瀬口9:22/30(タクシー)-馬坂峠登山口11:00/25…帝釈山(2,060m)(昼食)12:17/35…田代山避難小屋(弘法大師堂)13:55/14:15…田代山湿原14:30…猿倉登山口15:40(タクシー)-民宿(16:40、泊)
6/17・民宿7:30…たかつえスキー場登山届ポスト7:45/50…登山道入口9:00/10…アンテナ9:30/35…七ヶ岳(1,636m)10:01/15…アンテナ10:47/52…登山道入口11:07/30(昼食)…たかつえスキー場12:40/13:30(タクシー)-会津高原尾瀬口14:30(解散)

会津地方は新潟の気象予報を参考にすると良いらしい
■タクシーのドライバーも宿の経営者からも「今日は昼から天候が回復するよ。」と聞いていたが、両日とも実際はそうではなかった。地元の方は新潟の気象情報を生活に役立てているらしいが、晴マークはどこにもなかった。会津の人は訪れた者を落胆させぬよう優しく迎えてくれるのである。
馬坂峠登山口では、帝釈山を背景にオサバグサをデザインした記念のピンバッジを桧枝岐村観光協会の方から頂戴し、いよいよ登山開始。オサバグサはケシ科の植物だというが、独特の葉の形とその白い花は実に清楚である。田代山湿原に咲くヒメシャクナゲもこの時季また見事なものであった。湿原に設置された狭い木道は、背丈が10cm程の薄いピンク色の釣鐘状の花冠で覆われ、さらに狭くなっているようにも感じられた。花の百名山は、高山植物が豊富である。
ところで、行程中誰一人すれ違う人もなく地味な山の印象を持った七ヶ岳であるが、かつては山に棲む鬼伝説により恐れられていたという。そういえば、石が転がり大木が倒れるような奇異な音を感じたような気もした。天候が良ければ山鬼も山頂からの眺望を楽しんだに違いない。奥深い峰々が連なる会津の山ならではの伝説である。(記 ST)

会津・帝釈山