Bランク

北アルプス 常念岳~蝶ヶ岳

《8月度会山行・Bランク》  北アルプス 常念岳~蝶ヶ岳

日 程・8月2日(木)~5日(日) 3泊4日 晴れ

参加者・4名(L003)

コース・

1日目・新宿12:00(あずさ15号)―松本14:35/15:08―豊科15:28(タクシー)―ほりでーゆ四季の郷(泊)

2日目・ほりでーゆ四季の郷(タクシー)7:00―ヒエ平(一ノ沢)8:20/8:30…王滝ベンチ9:50…胸突八丁11:55/12:00…最後の水場13:10…常念小屋14:30(泊)

3日目・常念小屋5:40…常念岳7:25/8:00…2512m峰10:00…2592m峰11:00/40…蝶槍13:05/20…蝶ヶ岳ヒュッテ14:00…蝶ヶ岳14:20/30…蝶ヶ岳ヒュッテ14:40(泊)

4日目・蝶ヶ岳ヒュッテ6:00…まめうちたいら8:10/30…三俣10:00/30(タクシー)―ほりでーゆ四季の郷(タクシー)―豊科14:19―松本15:12(解散)

■今年の天候は都会では猛暑となっています。北アルプスの天候も日中は33度と猛暑でした。朝晩は涼しく、18度でした。2日目から登山開始です、出発する時から霧が山頂のほうにまでかかり上の方の景色は見えませんでした、胸突き八丁までは緩やかな登りでしたが胸突き八丁からは急な登りになりました、最後の水場からも登りはきつくなりました、霧の中、広いところに出たと思ったら常念乗越でした、霧の中なので常念小屋の屋根の上に槍ヶ岳は見えませんでした、小屋に入り、テラスから時々霧が晴れて槍ヶ岳が見えるようになりました。

3日目・朝、4時ごろ小屋の外に出たらヘッドランプをつけて常念岳に登っているのが見えました、私たちは朝食をすませ6時ごろから登り始めました、お天気が良いので登る右方向に槍ヶ岳、穂高岳連峰がずうと見えています、高度を上げて行くと大天井岳、燕山荘の小屋また遠くには、針ノ木岳・鹿島槍ヶ岳・立山方面が見えました、稜線歩きは暑いです、お花畑は暑さのせいかもう終わっているのも見受けられました。

4日目・蝶ヶ岳ヒュッテを出発して、最後のお花畑もまえに見たほどお花があまり有りませんでした、じぐざくの下りは石がゴロゴロして歩きにくい、10時15分に三俣にタクシーを予約してあり、蝶沢でペースが遅いので着かないよとアドバイスを受ける、少し、スピードを出しながら慎重に下る、休憩を2回ほど取って、予定の時間に間に合った。今回の夏山は4日間天候に恵まれて楽しい縦走でした。(記 OM)

■こまくさに入会した時、テレビや写真で見るアルプスの景色をいつか自分の目で見ることができたら良いな~、でも、無理だろうな~、と考えていた。しかし、今回、Bランクの山行があり思い切って挑戦してみようと思った。とはいえ、今までにない重いザック、山小屋の連泊、長い歩程時間など、初めての事が多く不安は大きい。初日は、温泉とご馳走で大満足。明日からの登山に向けてゆっくり寝る事ができた。翌日より登山開始、どんな山々が向かえてくれるのか、無事下山できるのか、楽しみと不安、半々である。常にゆっくりペースで登ってもらったが、頂上に着くに従い厳しくなり息が切れる。苦しい時間もあった。下山も、大きな石だらけの中を降りる。どこに足を着けば良いか難しい。一歩一歩、時間がかかってしまう。今までにない急勾配だ。頑張って歩き、山小屋から見えた景色は写真そのもの、感動である。槍ヶ岳・穂高連峰が、朝・昼・夕ときれいな姿を見せてくれた。お天気にも恵まれ、本当にすばらしかった。ちょっと、現実離れした何とも言いがたい充実した時間だった。“Bランクの人にもこの景色を見てもらいたいんだ“と話していたOリーダー、 経験のない私に色々アドバイスをしてくれた皆さん、本当にありがとうございました。心に残る山行になりました。 (記 MY)

 

常念岳登山口にて
常念乗越にて
常念岳にて
常念岳山頂に立つ
縦走中、常念岳を振り返って
蝶ヶ岳にて
大キレットに沈む夕陽