花と歴史

亀戸 七福神巡り

日 程・2024年1月5日(金)晴れ

参加者・31名

コース・千葉8:39-新検見川8:47-船橋9:01-亀戸9:25/30…水神社9:50/10:00…常光寺(寿老人)10:15/25…東覚寺(弁財天)10:30/40…福神橋(北十間川)…吾妻神社10:50/55…香取神社(恵比寿・大黒天)11:05/15…普門院(毘沙門天)&伊藤左千夫の墓…入神明宮跡11:45…天祖神社(福禄寿)11:50/12:00…龍眼寺(布袋尊)12:05/15…横十間川…亀戸天神12:25/40(解散)

今回は亀戸七福神の1つ普門院に伊藤左千夫の墓があることと亀戸天神があるので今年は亀戸七福神巡りに決めました。伊藤左千夫は千葉県成東出身の人で江戸川の矢切の渡し近くを舞台にした小説「野菊の墓」等の作者でありますがアララギ派の歌人でもありました。亀戸は江東区で最も古く古代・中世は海沿いの砂洲状の微高地や入り江が入り組んだ地域でした。亀戸は亀の形に似た亀島に由来しますが北に向島(寺島)、南に大島、西に柳島の地名が今も残っています。徳川家康が江戸に入城以来小名木川の開削、隅田川以東の土地開発により新田開発また幕府直轄地として亀戸大根等江戸の町に農産物を提供してきました。JR錦糸町駅南口前にここで伊藤左千夫が牛の牧場を営んでいたという記念碑がありますが明治43年の洪水で経営も苦しんだようです。また現在の江東区の面積は明治時代の約4倍に拡大しているようです。亀戸地域は周囲を旧中川、北十間川,横十間川、小名木川、今は高速道路になってしまった竪川にも囲まれております。そんなことで水害除けの水神社の存在も納得されます。途中では日本武尊伝説の弟橘媛を祀る吾妻神社たもとの福神橋上からは北十間川の延長線上に東京スカイツリーを眺められ現代と昔の風景を同時に味合うことが出来ました。最後は学問の神様菅原道真公を祀る亀戸天神で解散となりました。今回の亀戸七福神巡りには31名も参加頂き感謝するとともに4名のサブリーダーまた皆様方の御協力により無事終えることが出来ましたこと深く御礼申し上げます。(記HM)

天祖神社
布袋様
福神社