Cランク

Cランク 奥秩父 乾徳山

Cランク 奥秩父 乾徳山
◎日程・2022年11月5日(土)
◎参加者・7名
◎コース・千葉 6:38(あずさ3号)―塩山 8:53/9:00(タクシー)―大平高原9:35/9:45…乾徳山登山口(大平高原側)9:50…月見岩10:55…扇平10:58…髭剃岩(昼食)11:30/11:55…乾徳山12:35/12:50…髭剃岩13:10/13:40…扇平13:55…月見岩14:00/14:05…役小角像14:20…高原ヒュッテ14:25…国師ヶ原14:35…錦晶水14:45…銀晶水15:15/15:20…乾徳山登山口(オソバ沢ルート)15:45…乾徳山登山口バス停16:10
■事前のお天気ナビでは晴天に恵まれる予定であったが、前日の予想では曇り。あずさが塩山駅に近づくに連れ、秩父山系には雲がかかっているのが見えた。(予想が的中、残念)駅からタクシーで大平高原に向かって細い山道を走る景色は、既に紅葉がピークを過ぎていた。大平高原駐車場に到着すると、既に多数の車が止まっており、乾徳山に向かっていると思われた。ところどころ雲間から日が差していたが、それほど寒からず絶好の山登り。今回、サブリーダーのEさんに先頭をお願いし、私はどん尻でのんびりと歩く。すすきの中を進み乾徳山登山口(大平高原側)に出ると、10時なのに早くも乾徳山から下山してきた人に出くわす。(余りの早さに驚く)道満尾根出合から、ほぼ平坦な山道を小一時間でひらけた草原に出た。大きな岩(月見岩)で昼食を予定していたが、早く到着したので、もう少し登ったところで食べることにした。草原を過ぎ、扇平からの登りをひたすら乾徳山に向かって登り始める。(晴れていれば、ここから尾根道を歩きながら富士山を眺める予定だったが、残念ながら雲が厚く見ることができなかった)ここからは岩が足元を埋めるようになり、岩の間をひたすら登る。クサリ場もところどころ現れ、大きな岩が割れた髭剃岩にたどり着いた。(岩の割れ目を通り抜ける人が数人いたので、帰りにトライすることにした)それから少し歩き、大きな岩と岩の間の梯子を下りたところの岩陰があり風もなく、休憩にちょうど良い場所であったので、昼食をとることにした。腹ごしらえ後、岩場歩きが続き、短いクサリ場があるカミナリ岩に出た。更に、樹林帯を進み抜けたところ、大きな一枚岩の杖棄岩(鳳岩)に着いた。既に、数人が順番待ちをしていた。我々の前に、ハーネスを付けた小さな女の子がパパにビレイされながら、岩をよじ登っている姿を皆で感心しながら眺めた。その後、一人一人クサリを使い、岩に張り付きながら、7人全員無事20m(実際は、10m程度の一枚岩)の鳳岩を登りきった。乾徳山の頂上にたどり着き、全員で記念撮影をし、雲がかかって遠くの景色が良く見えなかったので、早々に巻き道で鳳岩の下まで出る。ここから下山が始まる。途中の髭剃岩では、予定より早かったので、一人一人岩の間をくぐり抜けて写真撮影を楽しむ。扇平・月見岩からは、国師ヶ原経由で下る。髭剃岩でのロスタイムを取り戻すために、国師ヶ原からは若干速足で下ったが、バス停到着と同時に、走り去っていく塩山行きのバスが見えた。それから待つこと30分強、山梨市駅方面の最終バスが来て、山梨市駅に。1時間弱の電車待ちの間に、山行の労をねぎらって、早めの夕食をとりご苦労さん会をやり解散した。(記:W.Y.)
■昨年末にcランクになって来年の夏にはお泊まり山行に行きたいと目標をたてています。岩場があっても迷惑にならぬよう練習しなくてはと乾徳山にチャレンジしてみました。ネットやYouTubeで下調べをすると恐ろしそうな鎖場の様子がいっぱい。メンバーは強者揃いでこれは大変と身構えて参加しました。写真を撮ったり紅葉をゆっくり鑑賞する余裕もなく前を行くサブリーダーの足運びをガン見しながら背中をおいました。他のメンバーからも細かいアドバイスを頂き無事登頂することができとてもうれしかったです。皆さんありがとうございました。(記:K.Y.)

乾徳山頂上
鳳岩にて