Aランク

Aランク    西丹沢 ミツバ岳~権現山

Aランク    西丹沢 ミツバ岳~権現山

日 程・2022年3月21日(月・祝日) 曇りときどき晴れ

参加者・計8名

コース・千葉6:21(総武線快速)―東京6:59/7:09(東海道本線)―国府津8:25/8:31(JR御殿場線)―谷峨9:02/9:15(タクシー)―滝壺橋9:25/9:35…ミツバ岳10:50/11:00…権現山11:55/12:30…二本杉峠13:25/13:30…細川橋BS14:35 解散

◆Aランクで、当山行を実施したかったため、歩道歩きの行程を割愛するためジャンボタクシーを利用した。滝壺橋の登山口から、すべりやすい急登で始まる。ゆっくりと気を引き締めて登る。つづら折りを黙々と登るが、20分ほど登るとミツマタの花がちらほら見えてくる。登るにつれて一面にミツマタの花が現れテンションが上がる。杉林の中のミツマタはとてもかわいくて風情がある。写真を撮ったり、衣服調整をしたりしながら75分ほどでミツバ岳へ到着。頂上のミツマタはあと少しで満開というところか。権現山からの下りには、崩落で登山道の幅が狭くなっているところが数か所あった。ロープが渡されており、参加者もベテランが多かったので難なく無事通過した。下山中も杉林のミツマタに癒された。登山口からミツバ岳まで標高差500メートルがコースタイム1時間なので、この登りは少しAランクではハードだったかもしれない。メンバー皆さんが手ごたえならぬ、脚ごたえのある充実感を得られた山行だったと思う。  (記 F.N)

◆前日に春の到来を告げる桜の開花宣言が東京でもあったが、登山当日は曇っていたこともあり平年より気温が低く、風もあったので肌寒い中での山行となった。しかし、お目当てのミツマタは我が世の春と言わんばかりに咲き誇っており、写真撮影に忙しい山行であつた。地理院地図には滝壺橋から権現山までの登山道が示されておらず不思議に感じたが、現地で合点がいった。道だと言われれば道に見えるが、ルートが非常に分かりにくい状況であった。このような場合は木に結ばれているピンクのリボンを目印にすればいいと教わり、経験浅い私にとってはまた一つ勉強になった。今回の山行で一番気になったのは、砲撃と思われる音が切れ目なく響いていたことである。富士裾野の演習場から聞こえてくるのだろうと思うが、通常の訓練なのか、特別な訓練なのかを知る術もなく、ただ登山を楽しめるのは平和であってこそであり、この平和が続く事を願わざるを得なかった。また、彼の地でのおぞましい戦闘が早く収束してほしいと、改めて願った。  (記 W.A)

 

 

ミツマタの花①
ミツマタの花②
ミツバ岳
ミツバ岳頂近く
丹沢湖