Bランク

Bランク  奥武蔵 棒ノ折山

 

◎日 程・2021年11月27日(土) 晴れ時々くもり

◎参加者・(計12名)

◎コース・千葉5:53―東京6:31/36(丸の内線)―池袋6:52/7:02(急行飯能行)―飯能7:49/8:00(バス)―

     さわらびの湯8:45/9:00…白谷沢登山口9:20…藤懸ノ滝9:50/9:55…林道出合10:45/10:55…

     岩茸石11:08…権次入峠11:35/昼食/11:58…棒ノ折山12:12/12:25…岩茸石13:00/13:05…

     (滝ノ平尾根)…さわらびの湯14:50(解散)

■満員の登山客を乗せたバスはほぼ時刻どおりに快晴のさわらびの湯BSに到着。ここから有馬ダム沿いの車道を20分ほど歩き、今回の山行のハイライトである白谷沢に入る。樹林帯の中を30分歩くと藤懸ノ滝、ゴルジュ(峡谷)の入口である。しばらく雨がなかったので沢の水量は少ないと予想したが、ほどほどの水量があり、降雨の後は十分な注意が必要と思われる。岩場、沢渡渉を快調にクリアーし、ゴルジュを通過し終えると同行の皆さんから「面白い、楽しい」との声。岩茸石から権次入峠への登りで、寒風が吹きはじめ、風の中に白い粒が混じり始めた。棒ノ折山頂の天候はさらに酷いと予想されたので、昼食をベンチがあり、樹木にかこまれた権次入峠でとることにした。これが正解で、昼食を終え山頂に向かった頃には雲が晴れ、快晴の山頂と素晴らしい眺望を楽しめた。下山で使用した滝ノ平尾根は木の根が露出した道が続き、緊張を強いられた。寒風が吹き、小雪が舞う時間帯もあったが概ね晴れの天候の下、メンバーにも恵まれて、晩秋の変化に富んだ山行を楽しむ事ができた。                               (記E)

■棒の折山はまだまだ初心者の私にとって冒険気分が味わえた登山ルートだった。沢沿いを歩く。何度か川を横断する場面がありドキドキした。ごつごつした岩場の鎖場を登る。童心に帰った瞬間だ。

途中、雪にパラパラ降られ心がしぼむ。昼食を済ませたゴンジリ峠では冷たい風に吹かれ、あたりも真っ白で寂しくなってしまった。だが、山頂に到着した頃には嘘のように晴れ上がり、秩父の山々が一望できすがすがしい気持ちになれた。遠くのスカイツリーも見える。天気の神様からご褒美を頂けたのだ。大感謝!!!

下山時はこれでもかと蛸足状態の根っこ張り巡らした道がずっと続く。やや辟易したが地上に降りた時の充実感は格別だった。リーダーのEさんありがとうございました。  (記S)

棒ノ折 山頂
ゴルジュの通過