登山教室Bランク

岩場の歩き方・机上と実技講習

《4月度・教育・Bランク》

 こまくさ登山教室中級講座「岩場の歩き方・机上と実技講習」(2020年度第2回)報告

机上講習は会場の都合により中止

実技講習(房総・鵜原海岸岩峰)

日程・2021年4月25日(日)

参加者・(計8名)

コース・千葉8:31―鵜原10:01/10:10…鵜原海岸岩峰10:40…講習…鵜原海岸岩峰15:10…鵜原15:40(解散)/16:08―千葉17:37

■机上講習を中止としたので、実技講習はロープの結び方から始めた。5mロープを使って簡易ハーネスの作製、8の字結び、マスト結び、本結び、シートベント結び、カラビナとスリングの使い方等々の講習に1時間少々を割き、昼食をはさんで午後から実技に入った。10mほどの易しい岩場を利用してロープとエイト環による制動確保、クライミングとクライムダウン、懸垂下降を繰り返し練習した。また、エイト環などの制動器がない場合も想定して肩絡みによる制動や懸垂下降も体験していただくことができた。
実技講習に鵜原海岸を利用したのは今回が初めてだったが(リーダーは下見を2回経験)、アプローチの便利さ、初心者でも恐怖を感じない易しい岩場という点でこまくさでのトレーニングには最適の場所と感じている。教育研修部としての岩場の講習は今回が最後となるが、今後も個人山行で通いたいと考えているので、ご要望があればご相談ください。(記 KM)

■今回は鵜原の青い海を背に、実施した岩場の実技でした。海を眺めながらの講習は雰囲気が変わり新鮮でした。鵜原の駅からハイキングコースを歩き、プライベート的な海岸に岩峰があります。机上講習会が中止となりましたが、当日はロープの結び方から丁寧に説明を受け開始。本結びダブル、シングルでの8の字結びや末端処理は、日常生活でも役立つと実感。5mロープを用いて簡易ハーネスを作り、カラビナ操作、確保の方法、エイト環の使用についても納得いくまで教えて頂きました。登りと下りを繰り返し練習し懸垂下降に至っては、最初の恐怖心は何処かへといった感じで楽しむことが出来た。ベテランの講師人をはじめ、経験豊富な参加者の中で学ぶことが多かった1日でした。
危険を伴う講習会なので、事前の準備や当日の負担は大きかったこととお察し致します。
私は以前に岩峰の有料講習会に参加したことがありました。カラビナのかけ方、ビレイしての登り下りの内容で高額だったことを覚えています。コマクサでの実技講習は、丁寧で充実した内容で素晴らしいと思いました。会員の皆様が積極的に参加出来ればと思います。
リーダーをはじめ、講師の皆様ありがとうございました。(記 TY)