《8月度会山行報告・Cランク》 志賀高原 志賀笠ヶ岳・岩菅山
日 程・2019年8月17(土)晴時々曇り~18日(日)曇り一時雨後晴
参加者・7名(596)
コース・
1日目・千葉5:55-東京6:33/52(新幹線あさま601号)-長野8:38/51(長野電鉄・特急スノーモンキー号)-湯田中9:36/45(バス)-硯川BS10:30/45…笠ヶ岳峠(昼食)12:25/50…笠ヶ岳13:20/45…笠ヶ岳峠14:10/15…熊の湯BS15:45/55(バス)-山の駅BS16:05…やまゆり荘16:10(宿泊)
2日目・やまゆり荘8:45…山の駅BS8:50/9:00(バス)-東館山山麓駅9:10/15(ゴンドラ)-山頂駅9:20/25…寺小屋峰10:10/15…金山沢の頭10:30/35…ノッキリ(昼食)12:20/40…岩菅山13:20/35…ノッキリ14:00/05…アライタ沢15:10/15…小三郎小屋跡15:30…岩菅山登山口15:40/50…一ノ瀬寮BS16:20/47(バス)-長電湯田中17:30/45(特急スノーモンキー号)-長電長野18:37/JR長野18:45(解散)
■対照的な山容の二つの山旅 志賀高原の笠ヶ岳は、眺める角度によって山容が異なる。登山口の熊の湯からは結構切り立った岸壁の山であるが、山頂直下の峠の茶屋からは「笠」を被った巨大な森に見える。山頂には大きな露岩があるが、そのわずかな隙間にヒカリゴケが生息していた。原始の姿のままである。一方、岩菅山では、寺小屋峰から金山沢の頭を過ぎたところから、山頂に続く迫力ある稜線が視界の正面に入ってくる。稜線の右側はガレ場とササ原の急斜面がどこまでも続き、左側の樹林帯とは異なる様相を示す。そして稜線の周囲には高山植物の花が豊富にある。コゴメグサの仲間の小さな花も実に凛としていた。対照的な山容を有する笠ヶ岳と岩菅山ではあるが、いずれの山も山頂直下から始まる急登はかなり苦しい。次の一歩を踏み出すのが遅くなってきた。足元の高山植物を眺めながら一息入れてはまた山頂を目指す。高山の花とメンバーに助けられた山旅となった。(記ST)