Dランク

梨沢・七ツ釜渓谷

《7月度会山行・Dランク》 梨沢・七ツ釜渓谷

日 程・2018年7月21日(土) 晴れ

参加者・4名(L592)

コース・千葉駅北口ロータリー6:30(自家用車)―館山自動車道―梨沢公民館7:50/8:00…梨沢の河原(入渓点)8:30/50…大滝下9:30…大滝上10:00…七ツ釜…二俣10:45/11:10…堰堤11:35/55…稜線(三浦三良山付近)12:15/25…梨沢大塚山…梨沢公民館13:25

■直前に参加者が4名に減ったので、佐貫町駅で予約しておいた2台のタクシーをキャンセルし、自家用車の利用に切り替えた。梨沢の河原で沢シューズに履き替え、ハーネスを装着して遡行開始。大滝の登攀はベテラン揃いなのでロープは不要かとも思えたが、万一を想定し、上から確保しながら一人ずつ登った。水量は少なかったが、七ツ釜の通過では腰まで水に浸かる。暑い季節なのでこれはこれで気持ち良い。堰堤で再び登山靴に履き替え、急峻な枝尾根に取り付き稜線に到達。崩落箇所もある鎌倉古道をたどって梨沢公民館に戻った。遠隔地であれば自家用車の利用はドライバーへの負担増大となるが、千葉県内なら左程のことはない。周回またはピストンコースに限定されるが、少人数でバスの便が悪いコースに行く際は有効かと思われる。(記 KM)

■連日の猛暑日、今日も35度を超える予報だ。屋外での運動を控えるよう報道されている。梨沢渓谷も山中とは云え、標高100~150m、気温・湿度は平地と変わらない。期待は深緑迫る沢筋で時々水しぶきを浴びながら、少しは涼感を楽しみたいとの思いだ。前半の難所「大滝」は、落水の中、急な斜面を6m程よじ登る必要があるが、リーダーのロープを頼りに楽に越えることができた。その後は淡々とした河原の遡行だ。せせらぎはあるが水量は少ない。名所「七ツ釜」の淵も小さい。一度だけ腰までつかった。時々そよぐ沢風にほっとするが、じりじりと暑さを感じた。堰堤で沢靴を履き替え、稜線まで高度差80m、45度近い急坂を一気によじ登ったところに、大日如来など小さな石像群が祀られていた。一服後、鎌倉古道を歩いて梨沢に戻った。稜線では少し風があったが、舗装道に降り立った時は日差しが強く、一気に汗が噴き出した。千葉県にも沢登りコースがあるのを知ったのは1年半前、冬の鎌倉古道を歩いた時だ。梨沢橋の傍に七ツ釜方面への赤い矢印があった。次回はもう少し水量の豊かで涼しい春か秋に歩いてみたい。(記 YT)

 

 

大滝
大滝下でロープを装着
大滝上にて
梨沢の河原(入渓点)