《6月度会山行・Bランク》 上越 谷川岳
日 程・2018年6月3日(日)晴れ
参加者・8名(L524)
コース・東京6:36-(たにがわ401号)-上毛高原7:53/8:04-(バス)-谷川岳ロープウェイ駅8:49-天神平9:25/45…熊穴沢避難小屋…狗の留まり場11:45/12:15…トマの耳13:20/50…天狗の留まり場…熊穴沢避難小屋…天神平16:30-谷川岳ロープウェイ駅17:03-(バス)-上毛高原《解散》
■普段、雪山やDランク会山行のリーダーを担当することが多いので、今回はBランクの会山行であることを忘れないようにしようと心掛けて臨んだ。参加者のほとんどが初めての谷川岳だと聞き、責任重大だと身が引き締まった。3月会山行時にはすっぽり雪に埋まっていた熊穴沢避難小屋で休憩を取り、いよいよ本格的な岩稜歩きをスタート。鎖場ではストックを収納するよう指示して、手と足を使ってサルのように登りましょうとアドバイス。急登が続き苦しさでリタイヤを申し出る方や、慣れない雪渓歩きで足が攣ってしまう方が出たが、全員で登頂したいとの強い思いから、休憩回数を増やし、激励の声を掛け続けて、遂に山頂トマの耳に到着!美しく雄大な谷川連峰の絶景が疲れを癒してくれた。皆さんの誇らしく嬉しそうな表情が印象的だった。この時期の谷川岳は、シラネアオイ、ムラサキヤシオ、タムシバ、シャクナゲ、イワウチワ、イワカガミなどの高山植物が豊富であり、青空と岩と新緑と残雪が美しく組み合わさったアルペン的風景が眺められるので魅力的だ。全員の頑張りと協力のお陰で無事、山行を終えることができました。お疲れさまでした。 (記 KY)
■2年前、谷川岳の山行で挫折し多大な迷惑をかけた私には不安があった。熊穴沢避難小屋の先は、岩がゴロゴロした急登で、息が上がる。私のすぐ前で、リーダーさんが常に声掛けしてくださり、ついに、ザンゲ岩を超え雪渓に到達。元気回復!雪渓では初めてのアイゼン着用で、楽しい経験ができた。そしてトマノ耳登頂!!すばらしい眺望で、登山道ではイワカガミ等の高山植物にも出会うことが出来た。大感激の山行でした。本当にリーダーさんとご一緒してくださった皆さんのおかげと感謝するばかりです。ありがとうございました。 (記 MF)
■憧れの谷川岳。梅雨入り前の爽やかな晴天にワクワク。順調にロープウェイで天神平到着。青空に雪渓を抱いた谷川岳がどんどん迫って来ます。天狗の留まり場で昼食。いよいよ、雪渓、アイゼン初体験。楽しい!もう直ぐ、終わり、という時、経験した事の無い痛み、右足が棒の様に。Lさんがアイゼンを外して下さるも、一歩も出ない。もうここまでか、と思った時、頂いた薬が効き、Lに励まされ何とかトマの耳へ。絵葉書でしか見た事の無い雄大な初夏の谷川連峰、越後山脈の山々。可憐な高山植物。忘れられない景色と怖さと痛みと。Lさん、皆様、片耳しか行けなくてすみません、心から感謝しております。有難うございました。 (記 AM)