Bランク

こまくさ登山教室中級講座 「岩場の歩き方・机上と実技」

《4月度会山行報告・Bランク》 こまくさ登山教室中級講座 「岩場の歩き方・机上と実技」

【机上講習】

日 程・2018年4月3日(火)於・蘇我コミュニティセンター

参加者・8名(講師001)、(講師592)

内 容・①7点セットなど登攀用具の紹介②覚えておきたいロープの結び方(8の字、マスト、半マスト、止め結び、本結び、カウヒッチ、シートベント)③5mロープで簡易ハーネスをつくる④アルパインクライミングの要領(実演)⑤固定ロープの利用

■テキストは県連の講習会で配布された資料に若干付け加えて作成した。アルパインクライミングはこまくさとは無縁のものと思われそうだが、確保の仕方など、固定ロープの利用においても必要となる知識や技術が濃縮されているので、講習室のバーを利用して実演を行い、イメージをつかんでもらうようにした。(記 KM)

【実技講習】     奥武蔵 日和田山

日 程・2018年4月14日(土) 曇り

参加者・5名(L592)

コース・千葉5:38―東京6:16/23―池袋6:40/7:05―高麗8:00/8:15…岩場8:45/14:20…日和田山山頂15:00/15:10…高麗16:00(解散)

■悪天候を避け、予定を1週間遅らして実施した。男岩の比較的グレードの低いルートに11mm×40mのロープをセットし、トップロープ(常に岩場の上に支点がある)で練習を行った。制動確保にはエイト環を使用。登攀とロアーダウンでの下降を各自数回ずつ繰り返す。午後はエイト環を使って懸垂下降の練習を行ったが、その際はメインロープとは別に8mm×20Mロープで上から確保した。バランスを崩すシーンもあって、これは正解だった。古瀬会長の強力なサポートを得て無事に終了することができたが、今後、安全なトレーニングを続けていくためには、上と下に二人の経験者が必要だと感じた。  (記 KM)

■天候が下り坂予報、日和田山も曇り空。初めての岩場の歩き方講習で緊張気味!男岩ゲレンデには他のグループが練習を始める準備…皆若い。机上講習で習得した5mロープで簡易ハーネスを確認して頂きながら作りスタート地点へGO!見上げると恐ろしい程“怖い”初心者三人が順番に登った。Nさん・Fさん、真剣に三点確保を守りながら上へ。さて、私の番です^^; 会長から、右、左、等アドバイスを頂き三点確保をするも思いっきり足を踏み込む迄時間が掛かる。岩場に膝をついたり体を離す事が怖い。全力を使って少しずつ登って上へ、「やった~^^」クライマー気分では無いがひと安心。ロアーダウンで下降。昼食を挟んで2回目挑戦、怖さは同じです。上へたどり着き、今度は懸垂下降!セルフビレイをしてリーダーから懸垂下降の指導を受けました。岩が先に出ている為真下が見えません。高所恐怖症ではありませんが足がガクガク震え“怖い”いざ~「大変」降下直後スリングの手を放すタイミングが早く体が宙に浮いてしまいました。以外にも冷静…体を立て直して無事に下降。アクシデントが無ければ下降は速くて楽しい!!F会長・Kリーダー、ロープを手繰って頂き本当にありがとうございました。とても良い経験が出来ました。岩場を後に山頂に向かい途中金毘羅神社でお参り、写真をパチリ。帰りは「女坂」を通って無事怪我もなく下山出来ました。ありがとうございました。(記 IK)

さあ、ヘルメット着けて
登攀訓練風景1
登攀訓練風景2