《8月度会山行・Dランク》 南ア 聖岳~茶臼岳
日 程・2017年8月21日(月)~25日(金) 曇り
参加者・3名(L558)
コース・
8/21・東京8:03(新幹線ひかり463号)―静岡9:05/50(バス)―畑薙第一ダム夏季臨時駐車場13:15/14:30(送迎バス)―椹島ロッジ15:40(泊)
8/22・椹島ロッジ6:15(送迎バス)―聖沢登山口6:25/30…休憩7:00/05…出会所小屋跡7:15…聖沢吊橋7:55/8;05…造林小屋跡9:10/35…乗越10:20/25…岩頭滝見台11:40/12:15…休憩13:30/35…聖平小屋13:45(泊)
8/23・聖平小屋5:20…前畑分岐5:30…休憩6:10/20…小聖岳7:00/20(強風のため待機後下山)…7:50/8:00(休憩後再リターン)…小聖岳8:35/40…休憩8:55/9:00…休憩9:20/25…前聖岳9:50/10:10…小聖岳11:10/12:20…聖平小屋13:40(泊)
8/24・聖平小屋5:20…休憩5:50/55…岩頭6:25…休憩6:50/55…南岳7:10/15…上河内岳の肩8:00…上河内岳8:10/15…上河内岳の肩8:20/50…奇岩竹内門9:15…休憩9:30/40…茶臼分岐10:25…茶臼岳10:50/11:00…茶臼分岐11:20…茶臼小屋11:30/12:20…樺段12:55/13:00…水呑場13:25/30…休憩14:00/10…横窪小屋14:30(泊)
8/25・横窪小屋5:50…中ノ段6:25…ウソッコ小屋7:05/30…ヤレヤレ峠8:30/50…茶臼登山口9:30/10:40(バス)ー白樺荘11:10(解散) ※14:35(バス)―静岡18:00
■静岡駅からバスを乗り継ぎ山深い椹島に到着。芝生のテント場で山々を眺めながら喉を潤し、椹島ロッジの具沢山味噌汁をいただき、個室でゆったりと就寝。2日目は聖沢登山口からスタート。30分ほどの急登後、沢沿いの少し荒れているトラバース道から吊橋に初対面。聖沢小屋までは沢を横切ったり渡渉したり何度もハシゴ渡ったり花畑を楽しみ、小屋到着後のウェルカムフルーツポンチに心優しさが伝わる。3日目は聖平の木道歩きから南アルプス独特の赤色の山道歩きで小聖岳に着くと想像以上の強風で多くの登山者が待機中。天候は晴れ予報だったのでびっくり。ハイマツに身を寄せて待機したが風やまず一旦下山決定。下山途中で、スマホが偶然ネットにつながり天気予報が回復に向かっている情報と偶然出会った聖平小屋のHさんに声かけてもらった等の奇跡が重なり再び一歩一歩注意しながら強風の中を前聖岳登頂。眺望は残念だったが、岩場に咲いていたタカネビランジに感銘したり、南アルプス初心者にとっては、Hさんとの山話をしながらの山行は貴重な時間だった。赤石岳と百閒洞の名物とんかつは3年後の楽しみに下山。4日目は シラビソの気持良い森林歩きで時折朝靄の中、笊ヶ岳のシルエットを楽しみ上河内岳登頂。頂上は聖岳・赤石岳・荒川岳の絶景ポイントらしいが今回は残念。茶臼岳へはタカネマツムシソウ大群生等の色とりどりの花畑だらけの気持良い稜線歩きだ。茶臼岳山頂では光岳からの多くの登山者と合流。最終日はシラビソから ブナやミズナラ等森の変化を体感しながら森林浴を浴び、最後に畑薙大吊橋(全長181m)を渡り完結。各小屋で出会った南アルプス大好き登山者達との山話に心躍った。 (記 TM)
■聖岳登山当日は小聖岳から風が強く、何組かの先発隊は聖岳までの稜線歩きは無理と判断、早々と下山してきた。我々も一旦断念、小聖岳から下山を始めた。途中で安全指導員の腕章をつけた聖平小屋番(H氏)が数人と共に、前聖岳に向かっていた。時間もあり、我々も再び前聖岳に向かった。その頃は風も幾分弱まり、H氏に同伴して本峰(前聖)に立つことが出来た。3000mを超える山頂はまだまだ風が強く、眺望はゼロ。百軒洞小屋まで長い稜線歩きは無理と判断、聖平小屋に戻った。翌日は赤石岳に代え、茶臼岳に向かったが、この日もかなり風が有り、濃霧もあり、眺望を楽しめなかったが、山腹には色とりどり、お花畑が広がっていた。結果的に、昨年Tさんが計画した「聖岳~茶臼岳」とほぼ同様のコースとなり、小生にとって昨年来の念願がかなった登山となった。 (記 YT)