Dランク

奥多摩 笹尾根 鶴峠〜三頭山〜槙寄山・西原峠〜数馬峠〜笛吹峠〜笛吹集落縦走

6月度会山行・Dランク》

奥多摩 笹尾根 鶴峠〜三頭山〜槙寄山・西原峠〜数馬峠〜笛吹峠〜笛吹集落縦走
日 程・2017年6月25日(日) 曇り
参加者・12名(L483)
コース・千葉5:20―御茶ノ水6:12/12(特快)―立川6:48/53(大月行)―上野原7:28/8:10(バス―鶴峠9:15…神楽入ノ峰11:20/30…三頭山12:10/13:30…槙寄山14:00/20…数馬峠15:00…笛吹峠15:25/35…笛吹入口バス停16:50(解散)/17:02(急行バス)

新緑深緑をもとめ笹尾根を、生藤山から北西にある三頭山に向かって派生する尾根、東京と山梨の県境をなぞるように伸びている。2回に分け 初回は井戸から入り、2回目は笛吹へ下る。雨に濡れた新緑深緑に浸れば・・山年齢が若返る・・今山行はその2回目、予報では降雨確率70%、鶴峠に着いたら雨が上がり・・晴れ男発揮か・・1人三頭山から鶴峠へ下山。
そのコース・連絡方法等確認して見送る。ほとんどが歩きやすい尾根道、笹尾根というほど笹は出てない、青モミジ・ブナ等の樹木の中で視界は効かないが、淡い光のシャワーと尾根を渡る風が壮快であった。案外な急な登りやアップダウンがある。今が旬のコアジサイの群落に足を止める。笛吹集落に下る道はあまり歩かれていないようで、中腹の皆伐跡地が背の高い雑草に覆われており、道の部分は刈られているが刺のある草が迫り出している。奥多摩の植生の違いか百花繚乱・・オダマキ、アカショマ、トラノオ等が下りの疲れを癒してくれる。下山地笛吹集落まで雨にあたらなかったことは幸いであった。 (記SS)
5月の終わりにDランクテスト山行への参加承認を得たのだが、日程を確認するなかで意外にチャンスの少ないことがわかった。中止・テスト不可・仕事の都合で参加できないものを差し引くと6月から8月までの3ヶ月間で1回しか無いのだ。だから天気予報にヤキモキする中、2日前にリーダーから「実施します」の連絡を頂いた時は「ありがたい」と思った。降水確率は高くても、実際の降水量は少ないことを見越しての判断と思われた。鶴峠の標高は870m、三頭山が1531m、その差は661mに過ぎない。笹尾根の下りが長いとはいえ、Dランクとしては楽な部類であろう。曇り空に時折雨のぱらつく天気で、展望こそ得られなかったが、気温が上がらず歩きやすかった。笛吹峠からの下りの道はあまり歩かれていないようで、踏み跡はか細く、ヤブ漕ぎも強いられた。トゲに刺されながらも野イチゴをつまみ、後ろを歩く花先生から植物の名前を教えてもらいながらの、野性味あふれる楽しい時間であった。 (記KM)