Aランク

奥多摩 檜原都民の森

日  程・ 2021年10月31日(日)   天気・曇り一時小雨

参加者・計10名

コース・ 東京6:03-立川6:43/57…武蔵五日市7:34/8:10バス-都民の森BS9:15…森林館9:45…かおりの道テラス9:40/45…大滝の道11:30…三頭大滝・休憩小屋11:40/12:10昼食…ブナの道往復…大滝休憩小屋…森林館13:25/14:05…都民の森BS14:15 解散  (BS発14:35-武蔵五日市14:45/55 東京行きホ快)

   

■10月末、朝方の気温が平年並みに下がり、ここ都民の森は標高が1,200m前後、この標高から三頭山の山頂に向け鮮やかな紅葉が広がっていました。 このところ気温がなかなか下がらずに、11月初旬にすべきだったかと思いながら出かけたのですが、東京の山でこんなに素晴らしい錦秋の絶景に会えるのかと感嘆しました。 東京の山を見くびってはいけません。“カエデを中心に落葉樹の紅葉を観賞する”と銘打って実施したのですが、この森に20種あるというカエデ属の内13種の落葉を収集、葉っぱからの樹種の同定を試みました。 それに加え思わぬ収穫がありました。「ホソバノツルリンドウ(白花)・絶滅危惧種を遊歩道脇に発見」「6〜7月に咲く梅花ツツジの咲き残りを発見・狂い咲きか?」「ヤマグルマのコンペイトウ状の実発見」「野鳥が好んで食べるガマズミの赤い実試食・苦かった」参加者は、それぞれに楽しく過ごせたようです。 都民の森はメイン路の大滝の路を除き、歩く人も少なくアクセスのバスも増便1台であまり混雑はありませんでした。(記 N.O)

                          

■初めてのAランク山行、緊張して前日よく眠れず。中央線に乗っている間、先輩方とお話しするうちに緊張がほぐれてきた。武蔵五日市からのバスの中では爆睡し、都民の森に着くころ、やっと頭がシャキッとした。結構、紅葉している!登り始めから、早速、Lさん始め、皆さんに草木の名前を教わる。え、亀の葉っぱの引き落とし?なんで銀行が関係あるの?いや、カメバヒキオコシ(亀葉引き起こし)だよ、とか、皆さん、冗談を交えて、とても楽しい!この植物の名前は覚えられた。さらに登って行くと、いろいろな楓がでてくる。こんなに種類があるなんて知らなかった。楓でも、黄色に紅葉するものも、赤に紅葉するものもあり、また、楓でも丸い葉っぱのものもあるという。高山植物には興味があり、探しながらの登山が好きだが、山の樹木も結構、奥が深く、山の楽しみが増えた。(記 H.N)

森林館中庭、ウリハダカエデの前で
ブナの路で、なにカエデかな
採集できたカエデ 各種
ホソバノツルリンドウ 絶滅危惧種