Cランク

南アルプス 雨乞岳

 Cランク 南アルプス 雨乞岳

◎日 程・2020年11月1日(日) 晴

◎参加者・16名

◎コース・東京7:00(あずさ1号)―小淵沢8:53/58(タクシー)―平久保池登山口9:21/36…遊歩道終点10:30…水場下11:20… 笹ノ平・1909mP先12:25/50(昼食)…雨乞岳13:25/40…水場上14:40…遊歩道終点15:18/23…平久保池登山口16:00/16:12(タクシー)-小淵沢16:35/17:12(あずさ46号)―新宿19:06(解散 )

■好天でした。 小淵沢の駅から朝夕の甲斐駒、八ヶ岳を望み、山中の展望所と山頂からは富士、鳳凰、甲斐駒、鋸、八ヶ岳、奥秩父、眼下に甲府盆地の建物群、眼前に日向山雁ヶ腹の白いガレを見る大展望に恵まれました。 登山コースは、ビレッジ白州から登る2007年に整備された新道を往復しました。 887mの標高差ある道にしては、ジグザグに道がつき、よく踏まれた歩き易い道でした。
かってのメインコース、サントリー白州工場のある石尊神社登山口から登る旧道は、高低差大きく歩程が長いためか、登る人が減り最近荒れ気味と聞きます。しかし、この山の登山適期は、山ツツジや三つ葉ツツジ咲く5月中旬と思うのですが、このころに新コースから旧コースを結び回遊するのがこの山の一番面白い登リ方と思っています。  山中笹原多く、森林帯雑木はほぼ落葉、急斜面では滑らぬよう、笹の根を引っ掛けぬよう注意が必要でした。カラマツ林が多く、残り葉で山域全体が黄色く帯状に染まっていました。 列車事故であずさ1号に乗り遅れあずさ3号で先発隊を追ったメンバー3人が実質35分遅れで登山開始、遊歩道終点先1605mPの更に先で休憩中の先発隊に、大汗を掻き、眼鏡を曇らせて合流しました。    (N) 

■いつの頃だったかリーダーから雨乞岳の話を聞いたことが有り、案内書を見た時これは是が非でも登って見たいと申し込みました。しかしコロナ禍ですっかり体力が落ち自信も無く登れるか心配で眠れずに朝がきた~。登山口でリーダーが空を見ながら皆さん今日の山はとても厳しいですと山の説明をしてくれました。一層緊張しながらの出発です。好天に恵まれ木漏れ日が一層紅葉を眩しく照らしゆっくりめに歩いてくれるリーダーでしたので存分に紅葉を楽しみながら歩くことが出来ました。方言で笹ノ平を(ささんでえら)で昼食、笹の中にスッポリはまって食べていたら足がつってしまい焦りました。頂上までは後一時間もあるのに、でも大丈夫でした、良薬と絶景に励まされ、やりました~登頂できました~。剣岳みたいなかっこいい甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山、やさしく微笑む富士山、風も無く秋色に包まれた山脈をしっかりと目に焼き付ける事が出来ました。もう少しゆっくりこの景色の中に居たい思いを抱きながらの下山となりました。計画してくださったリーダーに感謝いたします。出来ることなら花の時期にもう一度と夢を抱きました。皆様ほんとうに良い山行でしたね、有難うございました。 (H)