Aランク

初級講座 後期実技 筑波山

《2月度会山行・Aランク》 こまくさ登山教室 初級講座 後期実技講習1回目 

筑波山

日 程・2019年2月17日(日)晴

参加者・計11名(講師・L596)

コース・千葉6:19-西船橋6:43/51-南流山7:09/21-つくば7:45/8:00(バス)-筑波山神社入口8:35…登山口8:50/9:10…男女川源流10:20/25…御幸ヶ原10:50/11:05…男体山11:15/25…御幸ヶ原11:35…測候所前11:45/12:15(昼食)…女体山12:25/35…弁慶茶屋跡13:20/25…つつじが丘BS14:00/30(バス)-つくば15:20 (解散)

机上講習での成果が実技講習でも

■地元の観光協会から2月初旬の降雪による影響がある旨の情報をあらかじめ入手していたが、昨年同時期に比べて登山道の状態は今回の方がかなり良かった。とは言っても山頂近くの登山道は、日陰では所々凍結している箇所があり、逆に日向ではどろんこ状態になっていた。当日の好天は山歩きには好都合であったが、遠くには霞がかかり、微かに栃木県の男体山、女峰山を確認できた程度で山座同定とまではいかなかった。観天望気ではないが、季節は着実に変わろうとしているところだった。今回の実技講習は初級講座の机上講習を踏まえたものである。単に山歩きをするだけではなく、コンパスを使った地図読みに慣れるための第一歩である。地図から現在地を確認し、そこからコンパスを使って目指す方角を知る。参加者のこの一連の動作には机上講習の成果が感じられた。習うのではなく慣れることが重要であることを改めて実感した。地図ばかりでなく、山行計画書からも読み取れる情報は豊富にあるはずである。これらを知ると山歩きは一段と楽しくなってくる。(記 S.T)

■今回の筑波山は、初級机上講習で学んだコンパスの使い方、尾根と谷の見分け方を実施で確認する実技山行であった。スタート地点の筑波山神社とコルの御幸ヶ原で現在地と目的地方向をコンパスで確認するが、まだ操作はぎこちない。また、課題の他にもバテずに楽しく山を歩くために、衣類調整のタイミング、諸先輩方が持参された行動食からも基本の重要性を改めて学ぶことが出来た。女体山~弁慶茶屋は迫力ある奇岩怪石を楽しめるが、雪解けで靴底についた重い泥で足元が滑りやすくなり、集中して岩場を下る良いトレーニングにもなった。(記 O.M)

筑波山(男体山)にて