個人山行

個人山行 西上州 妙義山

個人山行 西上州 妙義山

日 程・2018年5月22日(火) 晴れ

参加者・4名(L549)

コース・新浦安駅前6:10(自家用車)ー妙義神社駐車場8:40/50…白雲山登山口(ハーネス装着)9:00/20…休憩9:50/55…大の字10:05/15…奥の院10:25/30(鎖場セルフビレー)…見晴11:55/12:10…大のぞき12:45/50…天狗岩13:25/45(ハーネス外す)…タルワキ沢のコル14:00…相馬岳1104m14:15/20…休憩14:35/40…休憩15:25:30…茨(ばら)尾根のピーク15:45…ホッキリ16:00/05…黒滝16:20…東屋(コーヒーブレイク)16:35/17:00…大人場(おにんば)17:15…金鶏橋17:25…妙義神社駐車場17:45/50―もみじの湯17:55(解散)                                                  

■18日の会山行を悪天候のため中止にしたので、天気の良い22日に有志により個人山行に変更して妙義山山行を行った。初めての岩場のリーダーで少し緊張したが、メンバーに恵まれ妙義山の岩場を、無事明るい内に下山できホッとした。奥の院の垂直壁で、ザイルにスリングでプルージックによるセルフビレーを実施して大幅に時間超過となったが、その後のクサリ場はビレー無しで頑張ってもらう事にした。皆さん、岩場に慣れるにつれ三点支持をしっかりとりバランスも良くなり安心して見ている事ができた。何はともあれ皆さんに、妙義山の絶景とスリルを楽しんでもらえてリーダーを引き受けて良かったと思った。SさんSL有難うございました、Tさん、Kさんお疲れ様でした。又残り半分と裏妙義をヤリましょう。      (記 SK)

■碓氷峠から見える妙義の雄姿を見るたびに、いつかは山頂に立ちたいと思っていた。その妙義に登る機会がやってきた。「大の字・白雲山頂コース(上級者コース)」とある。妙義山は白雲山と金洞山に大きな塊が二つあり、われわれは白雲山の塊を歩くことになる。掲げられている登山マップには〇に危のマークが四ヶ所。ワクワク感マックスで踏み出した登山口、いきなりの急登が大の字まで続き、そのあとは鎖の連続であった。リーダーのロープワークでセルフビレーして登った長い鎖場。ビビり岩や片側は切れ落ちている垂直に近い背びれ岩、そんな岩場ばかりではない。人ひとりやっと通れるかどうかの岩の切れ目をザックを上に上げたり斜めにしたりでやっと通過、木の根っこに助けられながらのスリル満点と言えば不謹慎になるのだろうか。度胸がなければ登れないだろう岩場の連続。大のぞきでは登ってきた道がはるか下に見える。行けども行けども一瞬たりとも気を緩めることのできない登山道。  心の中で慎重に慎重にをつぶやきつつ 200名山 相馬岳山頂アタック。しかし下山の鎖場も半端ない100mをほぼ垂直に一気に下る岩場、堀切(ほっきり)までは緊張の連続。東屋に着いた時のリーダーふるまいコーヒーの美味しかったこと。下山後の温泉は贅沢の一語。              今まで4年間夢中で登ったどの山より迫力ある最高のアドベンチャー。妙義山はトレッキングではなくクライミングの山であった。許されるならばもう一つの塊である金洞山にも挑戦してみたい。今回、ご一緒してくださったメンバーに改めて感謝を。晴天に恵まれた好運に感謝。ありがとうございました!   (記 KN)

奥の院垂直壁上部からのトラバース
背びれ岩
奥の院垂直壁上部からのトラバース

 

相馬岳山頂
30m鎖場下り
もみじの湯から見上げた妙義山