Bランク

奥多摩 本仁田山 (登山教室中級講座“地図の読み方”)

《登山教室中級講座 》 登山教室中級講座“地図の読み方”机上    

 日 程・        2017年5月17日(水)17:30~19:00

場 所・花園公民館会議室Ⅰにて(定員25名) 

参加者・講師 413  講師スタッフ 501、557  教育研修部 91,他1名 受講者 21名

講義内容・何故地図読みが必要か、その効用から入り、初級講座の知識は既に習得しているとして、現地及び地図上での現在地確認点の設定方法、3箇所の地図を用意して説明

                             講師の感想 

■机上に続く実技の講習を行うためには説明しておかないと先に進めない、実技の学習が理解しにくい内容があるが、説明に必要な時間に対しあまりにも時間が足りない。

21名の受講者以外にも、未だ受講希望があり、会員の受講希望が多いことも分かったので、制約の多い、月例会の前に行うのでなく、受講者が理解しやすいように、次回の講座は、時間の取れる平日に設定することとしたい。講義内容については、今回の受講者が、更にステップアップ(地図読みができるようになりたいと)希望して受講することを考えて、今回の次の段階、ステップアップする講義内容とする。 (講師)

先日の講座当日に、講師にはやはり時間が足りないねとお話したのですがあくまで私見ですが地図読みと現在位置確認と中味に対し時間が少なく、やはり例会とは別な日に設定し 19 時~ 21 時が良いのかなと感じました。また受講者に多少の質問時間を設定できる範囲に絞っても良かったのではと… 、例として現在位置確認にしても猿焼山 ~今倉だけでも良かったかなと感じました。(スタッフO)

受講者の感想

■ 中級の地図読み講座に参加し感じたことは・・・【山へ行って、実際何回も地図を開きコンパスを使用するのが一番】体で覚えるといいましょうか。山筋は、山でつく!と同じ。それと各自の意識も必要と感じました。地図読みの中でも、こういう地形が間違って進みやすい、地図はどのように身に着けてるのが使い易いなど、経験者ならではの先輩のお話を伺えるのはやはり貴重な時間でした。ありがとうございます。次の山行から実践します。(受講者H)

■ こまくさ入会前に机上地図読み講座(午後いっぱい)を受け、奥多摩で十数人位の生徒に3人の講師陣の下、下車駅近くで周囲の山や鉄塔の同定をしてコンパス操作を行い、山に入って分岐点での判断を実地学習したことがあるが、しばらくしたらすっかり忘れてしまった。こまくさHCに入ってOリーダーの熱心な実地指導でコンパスの回転盤を回し、磁針が赤線の太い矢印の中に入るように体を回すまではなんとか身についたが、目標となるよいピークを山で見つけるのは大変だ。今回のN講師による机上講義は、上記に比し受講者数が約2倍、講義時間が半分以下と厳しい制約の下、ご自身の体験による地図資料や解説も中味が濃く、地図読みの大切さを説く熱い思いが伝わりさすがでした。端折らず、明瞭な話し方でしたが、大事なところも駆け足の説明となったのは残念だ。講師がさらりと言った「赤い線」を矢印の赤い太線ではなく直交する細い赤線と勘違いした人も中にはいて、結果的にリーダークラス向け講座のようだった。山の経験浅く、私は話を追うのが精いっぱいだった。 (受講者K)

 

《6月度会山行 Bランク》奥多摩 本仁田山 (登山教室中級講座“地図の読み方”)  実技    

日 程・        2017年6月10日(土)   天気・晴時々曇り

参加者・9名(L413)

コース・        千葉05:20- 御茶ノ水6:12/12- 立川6:48/52- 青梅7:29/40-奥多摩:8:12/27… 安寺沢9:08/18… 大休場10:08/15…花折戸尾根分岐11:28/38…本仁田山11:40/昼食12:10… こぶだか山12:30/35… 登山道合流点13:27… 大根ノ山ノ神13:47/52… 熊野神社14:20/14:25… 鳩ノ巣駅14:34/35-立川  解散

■29℃を越える気温上昇、熱中症注意がだされていましたが、登りの尾根筋は木陰が多く、更に気温が最も上る12時頃は標高1200mを越える稜線上に居たことから心配される程の暑さにはなりませんでした。 その中で、地形図に示した16地点+αを、コンパスを用いて現在地確定する作業を通じて、「地図の読み方」、「地形の読み取り方」を学習する実技講習を行いました。 このコースは、要所に道標、三角点があるのですが、長い尾根の途中には現在地を示すものがなく、しばしば遭難事故を起こしている尾根であることから、地図読みをするのによい初級レベルのコースです。 下期9月、10月に第2回目地図の読み方中級レベルの教室を開きます。 実技も面白いコースを設定しますので、奮って御参加ください。    (記 講師) 

                                 受講者の感想

■地図の読み方 机上から今回の実地講習は大変勉強になりました。講師Lから当日いただいた確認ポイントを記載した地図を元にコンパスを使っての 沢、尾根の確認から現在位置の確定、目で見た尾根の大きさと地形図、実際にピークまで行って場所と地図の確認等。一昨年に本仁田山の花折戸尾根で道迷いをした経験もあり、今後の山行では確認をしっかり行っていこうと思います。講師L、講師SL 皆様ありがとうございました。今回の本仁田山は急登で有名な尾根らしく(安寺沢から本仁田山の大休場尾根の標高 差約650m) 翌日は筋肉痛になりました。登りの尾根道では風が心地よくこぶだか山からは景色も楽しめた充実の山行でした    (記  NT)

■奥多摩の駅を降りると、雲ひとつない青空が広がっていました。ここから、中級講座「地図の読み方」の実技編で、本仁田山を目指します。講師であるリーダーからいただいた地図には、現在地確認のポイントと、目印になる沢筋・枝尾根・小ピークなどの目印が書き込まれています。等高線が密なことから、登りのキツさがうかがわれます。その地図とシルバコンパスを片手に出発しました。実際の山に入ると、普段なら絶対に見落とすような、わずかな沢や、急登が緩む場所などが、地図通りに、次々と発見できます。地図上の目印の方向と実際の方向が、コンパスでぴったり合った時には、何とも嬉しくなります。小ピークや枝尾根がルートから見えない時には、小枝と枯葉を踏み分けて確かめに行きました。(道なき道がプチ冒険のようで楽しかったです)今まで「とりあえず」持って行っていた地図に、こんなにたくさんの情報が記されていたんだなぁ、と本当に勉強になりました。下りには、膝が笑い、脛がつるほど疲労困憊でしたが、小紫陽花の群生や、木イチゴの甘酸っぱさに元気をもらい、何とか駅にたどり着きました。講師リーダーや講師Sリーダーさん、同行の皆様、本当にありがとうございました。(記 TH)

■楽しくも、ためになる地図読み山行でした。           (記 K氏)

■楽しく歩き、地図読み講習は大変勉強になりました。        (記 N氏)

本仁田山山頂
奥多摩三大急登の一つを登る
小紫陽花が可愛い
木イチゴが食べ頃