個人山行

房総 梨沢・七ツ釜渓谷

 

《個人山行・房総》

房総 梨沢・七ツ釜渓谷

日程 2017年3月4日(土)

参加者 2名 (L592)

コース・自宅6:30(自家用車)—梨沢公民館駐車場8:40/9:00・・梨沢河原(入渓点)9:30/9:50・・不動滝下10:40/11:00・・不動滝上11:10/12:00・・七ツ釜・・堰堤14:40/15:00・・三浦三良山15:30/15:50・・梨沢大塚山 16:30・・梨沢公民館駐車場17:00

装備・ 一般装備、ロープ(11mm×40m)、ハーネス、スリング、カラビナ、ヘルメット、スパッツ

■このコースは『新・分県登山ガイド11 千葉県の山』(山と渓谷社)に「滝や淵のある本格的な渓谷歩きを楽しむ」とい
うフレーズで紹介されているものです。私はこまくさHCでも初級レベルの沢登りなら会山行として実現できないものか
と考えており、このコースは候補のひとつです。偵察を兼ねて入渓してみました。

■不動滝はこの沢で唯一の大きな滝です。右岸沿いがホールドが豊富で登りやすい。ただし落口付近は高度感もあるので
、会山行として行くのであれば、固定ロープを使用する必要があると思います。

不動滝(滝)                   不動滝の登攀

■七ツ釜は台風などによって荒れてしまったという話です。それでも上部には大小の釜や淵がいくつも待ち受けています
。その多くは両岸ともホールドが乏しく滑りやすいので「へつる」のは難しい。結局は濡れるのを覚悟して水中に入るし
かないようです。

不動滝の登攀
不動滝(大滝)
釜をへつる
堰堤手前から稜線への登り口

               

■堰堤の手前から稜線に上がる尾根は急峻で、トラロープが張られていました。


■会山行として企画する場合の留意点
①参加条件として、鹿沼や日和田山の岩場での講習会に参加経験があること。
②個人装備として、簡易ハーネス・スリング・カラビナ・ヘルメット・渓流シューズ(またはわらじ)・着替えが必要。
③ロープの装着などに時間がかかるので、特に集団で登る場合は、ガイドブックに書かれている標準コースタイムを1時
間以上超過する可能性が高い。    (記 KM)