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2017年度後期リーダー育成講座報告  B・Cランク

2017年度後期リーダー育成講座報告  B・Cランク

机上講習

日 程:2018年3月8日19時~21時

場  所: 蘇我コミニティセンター

講  師: O山行部長 (担当) OT

受講者:6名

リーダー育成講座の目的、リーダーの役割、山行中のアクシデント対応等、安心安全登山の心得

新たに斜度と歩程距離と歩程速度をカリキュラムに加え、地形図をベースに原理、理論の習得を講習内容に取り込む、目的地概算到達時間の予測が可能になれば、設定した各ポイント迄の歩行速度の確認もとれる、リーダーとして大切な要素である事を勉強してみました。    (記 OT)

実技講習

日 程:2018年3月18日 (日)  天候 (晴後曇)

場 所:丹沢・ヤビツ峠~二ノ塔~三ノ塔~大倉

参加者:8名(L501)

コ-ス:JR千葉駅5:35発―御茶ノ水駅6:27/6:34―JR新宿駅6:44着/小田急新宿7:03―相模大野7:37/38新松田行―秦野着8:11/35ヤビツ峠行(臨時)ヤビツ峠着9:15/20…25…富士見山荘跡9:45/10:05…10…登山口10:15…10…林道出会10:25/40…60…二ノ塔11:40/12:30…20…三ノ塔12:50/13:10三ノ塔…55…P808…40…牛首14:45/14:50…60…風の吊り橋(ミーテイング)15:50/16:00…10…大倉バス停16:10頃(解散)

■丹沢山塊・表尾根ヤビツ峠~二ノ塔~三ノ塔でリーダー育成実技講習を二つのテーマを掲げて実施した。一つ目は机上講習でも学んだ斜度と歩程距離と歩行速度を実践、体感する、二つ目は昨年、裏妙義にて遭難に等しい事故を鑑みて、やはりツエルトの活用が課題と考え使用方法、張り方の実体験を実施することであった。風も強く登山日和とはいかなかったが共に学ぶべき事を学び、無事全員楽しく大倉へ下山出来た事は仲間に感謝です。お疲れ様でした!  (記 OT)

■小田急のダイヤ改正の影響なのか好天のせいかはわからないが、秦野駅発バスにはすでに長蛇の列、当初計画のバスには乗れず次の臨時バスでヤビツ峠へ。入山計画書投函の手順から実践講習がスタート。二ノ塔へのコンパス設定のための地図読みを終え、登山口から受講メンバーが先頭を交代しながらの登攀がスタート。傾斜に応じた歩行時間設定のレクチャーを実践に移そうとするも、各自自由歩行の区間では理想タイムより大幅に早く歩行してしまい、体力任せ歩行に早くも反省。二ノ塔でツェルト設営の注意点、怪我痕の初動洗浄の指導を受けたのちエスケープルートの確保を習いながら三ノ塔へ。三ノ塔頂は強い冷気と強風に見舞われていたため、山座同定を行った後早めの下山へ。下りは登りよりも怪我リスクが高まること、チェックポイントでの読地図による位置確認の繰り返しの重要性を繰り返し指導うけつつ無事大倉へ下山。ご指導いただいた講師、リーダー、先達のように自然な行動の中にメンバーの安全を確保できる技量を身に着けることを今後の課題として講習参加を終えた。皆様ありがとうございました。 (記 HT)

■まだまだ初心者でリーダーになる自信がなかったので、今回の実技講習に参加しました。当日は曇り空で、二の塔、三の塔からの眺望は今一歩でしたが、その分講習に集中でき、大きな収穫となりました。講習では「斜度と距離によってどれ位時間がかかるか」を実際に体感し、メンバーで順番に先頭を代わって、メンバー全員でペースを確認する等、技術的な内容だけではなく地図を見て現在位置の確認やコンパスの使い方等知識の習得もでき、大変勉強になりました。実際に自分が先頭に立って歩くと、私を含め、他のメンバーの皆さんも、どうしてもペースが早くなってしまい、ゆっくりと一定のペースで歩くことの難しさを実感しました。今回の講習での内容を今後の山行にも活かし、今後自信を持ってリーダーが出来るようになりたいと思います。      (記 OS)

■ヤビツ峠に着くと曇り空で肌寒く感じました。リーダー養成実技講習は、まだ早いと思いながらも地図の見方、コンパスの使い方を実践で習得出来たらと思い参加させて頂きました。今回は歩程が短い分ポイント毎に時間を掛けて頂き、最初に地図の位置確認、読み方、コンパスの使い方を教えて頂きました。歩程距離と歩程速度に関しては、各々が交代で先頭になりペース確認を行いましたが、歩行が早いと注意を受けて再チャレンジ…ゆっくり歩いても平坦になると早くなりペースの難しさを実感しました。二ノ塔で昼食を取っていると、だんだん風が強くなり寒くなってきました。次にツエルトの張り方を実践しました。ツエルトの中にO山行部長と入り思った以上に広く暖かさを感じました。寒い時には身にまとって防寒具として利用出来るようです。今回の実技講習で改めてリーダーの責任の重さ、知識と判断力の重要性を感じる事が出来ました。 再度、基本的な事から勉強をして出来る限り会の講習に参加したいと思います。習得した事を活かして楽しい山行が出来たらと思います。O山行部長・OTリーダーご指導ありがとうございました。(記 IK)

■丹沢のヤビツ峠~三ノ塔のコースは2年前新人の頃、同じO山行部長に連れてきてもらった思い出深いコースだった。時は流れ、今回リーダー育成講座の一環として、二ノ塔でツエルトの張り方を教わった。ひとり、身にまとっても保温の利く防寒具になるが、2本のストックを立てて上手に張ると8人位が座って寒さをしのげるミニテントになることを実習出来た。山頂の風は冷たかったが、12本の金属杭とテント紐で張られたツエルトの中の空気はふわっと温かい気がした。あわや山中のビバークかと思われた他の山行の経験からも、リーダーの標準装備にした方が良いという話が聞こえてきた。今回の実技講座は、先頭で歩く時のペースを体得するための訓練もあって大変ためになった、リーダー他、サブリーダに感謝します。  (記 KY)

■ヤビツ峠に着くと予想通り少し寒い曇天でのスタートとなりました。 富士見山荘跡でミーティングを行い行動計画、コース、実技概略の説明をO山行部長荻野リーダーより受ける。全員で林道出会いまでの到着所間の予想を行う。歩き方のペースについての指導は大変参考になりました。二の塔までは地図確認、先頭を交代して歩き、ペースの難しさを体験しました。標高1000m地点から1100m地点まで(標高差100m)各人で自由な速度で歩きタイムを計測。12分半で歩きましたが少し早かったと感じました。自身の歩く速さが改めて確認できたのは収穫となりました。途中、二の塔に近づくと隣に大山、相模湾も見えて、景色を堪能できました。二の塔山頂では昼食後ツェルトの張り方の受講、細かいノウハウを学ぶこともでき、中に入る体験もできました。三の塔到着後は長い三の塔尾根を下り、位置確認、進行方向確認をしながら交代で先頭を歩き、16時06分大倉バス停に到着。少し寒かったのですが眺望があり心地よい山行となりました。今回のリーダー育成講座に参加し、勉強不足を痛感するとともに、リーダーの難しさも理解できました。今回の受講を機に、事前準備として、斜度、歩行時間予測、エスケープルート、正確な地図読み等、リーダーマニュアルを再度読み込み、今後の課題とし取り組みたいと思います。O山行部長、OTリーダー 参加の皆様ありがとうございました。  (記 NT)

二ノ塔
真剣に実習したよ
ゆとりがあるよ.
ツエルト張完了