Dランク 北アルプス 裏銀座縦走

Dランク 北アルプス 裏銀座縦走
高瀬ダム~ブナ立尾根~烏帽子岳~野口五郎岳~水晶岳~黒部源流~双六岳~新穂高温泉
◎日 程・2026年7月23日(木)~26日(日)  7月23日~25日:晴れ、26日:晴れのち曇り
◎参加者・計4名
◎コース
1日目:信濃大町駅5:15(裏銀座登山バス)-七倉登山口5:50/55(タクシー)-高瀬ダム6:10/15…濁沢6:35…権太落し7:30/40…中休み8:25/35…三角点9:20/30…烏帽子小屋11:05(昼食)/12:05…烏帽子岳12:50/13:20…烏帽子小屋14:00(泊)
2日目:小屋5:50…三ツ岳7:05/10…野口五郎小屋8:40/55…野口五郎岳9:10/15…真砂岳分岐9:50/55…東沢乗越10:55/11:00…水晶小屋11:50(昼食)/13:00…水晶岳13:35/45…水晶小屋14:15(泊)
3日目:小屋6:00…岩苔乗越6:40…黒部源流7:50/8:00…三俣山荘8:30/50…三俣蓮華岳9:50/55…双六岳11:05/20…双六小屋12:15(昼食)/13:00…花見平13:50/14:00…鏡平山荘14:50(泊)
4日目:山荘5:55…シシウドヶ原6:30/35…秩父沢出合7:20/25…わさび平小屋8:20/30…新穂高温泉BT 9:25(中崎山荘にて入浴・食事)/11:55-平湯温泉12:28/55-松本BT 14:23(解散)

■[7月23日]2023年から運行を開始した裏銀座登山バスを利用すれば、起点となる高瀬ダムへ容易にアプローチできる。不動沢吊橋と濁沢丸太橋を渡り、日本三大急登の一つであるブナ立尾根を登って烏帽子小屋を目指す。ブナ立尾根は、登山口を12、烏帽子小屋を0として100mピッチで設置された道標がペースの目安となる。この日、樹林帯の中は思ったほどの暑さはなく、時折谷から吹き上がる冷たい風が火照った体を冷やしてくれた。標高2,200m(道標4)付近で、木の間から烏帽子岳が姿を現す。烏帽子小屋で昼食を取った後、約45分で烏帽子岳山頂に到着した。山頂からは北に立山・剱岳と針ノ木岳、東に燕岳から大天井岳に続く稜線、南には北鎌尾根と槍ヶ岳、さらに西鎌尾根、西側には水晶岳から赤牛岳につながる稜線とその奥に薬師岳・五色ヶ原が広がり、まさに360度の大展望だった。
■[7月24日]野口五郎岳を経由して水晶岳・水晶小屋を目指す。三ッ岳から野口五郎岳へと続く白く長い稜線上では、前日と同様の素晴らしい眺望とお花畑の中を歩くことができた。真砂岳分岐からは足元に注意しながら岩場を東沢乗越まで下り、水晶小屋への急登を登り返す。水晶小屋でゆっくり昼食を取った後に水晶岳へ向かったが、この頃から西側に雲が広がりはじめ、その夜は強風が吹き荒れる天気となった。
■[7月25日]風と霧の中、黒部源流を目指して出発した。岩茸乗越を過ぎて谷に入ると風も収まり、黒部源流に到着する頃には青空が見え始めた。しばらく登ると雲も消え、三俣山荘を経由して登った三俣蓮華岳からは雲ノ平と黒部五郎岳、双六岳からは「天空の滑走路」と槍ヶ岳の雄姿、そしてこの日の宿である鏡平山荘近くの鏡池では、湖面に映る「逆さ槍」という絶景に出会うことができた。
■[7月26日]鏡平山荘を出発して1時間余り下った秩父沢出合付近で、水晶岳を目指す会員のMさんとKさんにばったり。しばらく談笑した後、お二人の無事と好天を祈りつつ、下山先の新穂高温泉へと向かった。

今回は天候にも恵まれ、北アルプス最奥部の縦走を存分に満喫することができた。途中の山小屋(定員20人の烏帽子小屋、38人の水晶小屋、人気の鏡平山荘)はどこも予約が取りづらく、予約開始の時期もまちまちなため手配には苦労するが、ぜひ一度は歩いてほしい素晴らしいコースだ。 (記 E.Y)

01_烏帽子岳
02_烏帽子小屋前のイワギキョウ
03_水晶岳
04_槍ヶ岳と逆さ槍(鏡池にて)
05 槍ヶ岳と天空の滑走路
06_野口五郎岳
07_鷲羽岳と三俣山荘
08_烏帽子岳山頂にて