Cランク

Cランク 日光 鬼怒沼湿原

◎日 程・2025年6月17日(火)晴れ~18日(水)晴れ 

◎参加者・計6名

◎コース・
1日目:新越谷7:24(東武伊勢崎線急行館林行)-東武動物公園7:43/45(東武日光線南栗橋行)-南栗橋7:56/8:03(東武日光線東武日光行)-下今市9:10/23(東武鬼怒川線新藤原行)-鬼怒川温泉駅9:47鬼怒川温泉駅発10:15(日光市営バス女夫淵行)-女夫淵温泉BS11:50/12:20…林道…日光澤温泉15時着
2日目:日光澤温泉6:00…丸沼分岐…オロオソロシの滝展望台7:10/20…鬼怒沼南端9:00/20(朝食)…T字路…鬼怒沼南端10:20/30…オロオソロシの滝展望台11:45/50…丸沼分岐…日光澤温泉12:20/45…加仁湯…八丁の湯12:50/13:00…女夫淵温泉BS14:40/15:25(日光市営バス鬼怒川温泉行)…鬼怒川公園駅16:55解散    

■1日目:前日宿から「連日の雨で女夫淵BS停からの遊歩道が一部土砂崩れにて通行止めになりました。2㎞程長くはなるが林道を歩いて下さい。」との連絡を貰う。参加者への周知及び了解を得る。各所で現場の進捗状況を確認するが、安全を優先に宿の指示通り、林道歩き開始。一般車は通行不可のこの道、日蔭あり、足元にも優しい山道で助かりました。宿に着くと『他の宿泊客は無し❣』とのことで全ての湯が貸し切り状態❣ それぞれが好きな時間に出たり入ったりと贅沢なお風呂を味わう。夕食は敷地内にあるいけすでさっきまで泳いでいた岩魚をはじめ、体に良い食材ばかり。毎回思うが栃木のお米、美味でした。
2日目:さわやかな初夏にピッタリの涼風と共に鬼怒沼に向け歩き出す。宿の裏側には色濃く、凛と背筋が伸びたようなクリンソウが見られる他、途中、途中で愛らしい草花に出会い、先の湿原への期待が大きく膨らみ、駆け出したくなる気持ちを抑えつつ歩く。湿原ではゆっくりの朝食を済ませ、快晴だからこそ見られる景色に感動する。前にうっすら雪を被った燧ケ岳、後方には日光白根山。地糖に映る景色もクッキリ、ハッキリで念願の『キヌヌマミラー』実現。また、「サンショウウオ⁉」と思いきやイモリが泳いでいる他、ビールの泡を丸めた様な珍しいものや、透明なビニールホースの中にプチプチが詰まっている様な蛙の卵も発見‼  青空の下、足元には初夏に相応しいチングルマ、タテヤマリンドウ他数々の花が顔をのぞかせる。今回は花博士が一緒だったので珍しい花や、見逃してしまうような目立たない草花も見られ、メンバーからの感激の声が今でも耳に残っています。下山は再度土砂崩れの状況を確認し、通行止めは変わらないが前日よりも改善されている様子に覚悟を決め、予定通り自己責任との事で通常の女夫淵BSまでの遊歩道を歩く。確かにこの遊歩道は落石、土砂崩れがいつ起きても不思議はない山道。だからこそ、自然の中にいる自分を感じる。土砂現場は靴が汚れる程度で、何事もなくバス停に到着。ゆっくり花観察をしたかったであろうメンバーには急がせてしまい申し訳なかったが、ゆっくり冷たいジュースが飲める時間を有難く思う。今回も夏山訓練のような歩きに付き合って下さったメンバーに感謝の気持ちでいっぱいです。(記 K.E.)

■熟女6人の温泉と花探求の山行。温泉までの奥鬼怒遊歩道が土砂崩れのため通れず、スーパー林道を歩きました。宿は他の宿泊者がいなくて貸し切りだったので、露天風呂も気にせずのんびり入ることができ、日頃の疲れを癒しました。二日目は奥鬼怒湿原まで歩きます。青空の下、湿原は花盛りです。姫シャクナゲ、タテヤマリンドウ、イワカガミ、モウセンゴケ…等。珍しい日本固有のシュレーゲルモリアオガエルの卵も見ることができました。帰りは宿からバス停までの通常の遊歩道は近隣の宿の御主人達の尽力で何とか歩けるように泥を排除して下さったお陰で靴がドロドロになりながらも鬼怒川に沿い、雨のお陰で水流が増し、流れの速い川を見ながら歩き、無事にバス停に到着しました。幸せな二日間でした。(記 K.N.)

鬼怒沼湿原
ショウキラン
イチョウラン
コケイラン
ノビネチドリ
エゾサカネラン