Dランク

Dランク 奥多摩 蕎麦粒山

◎日 程・2025年3月23日(日)晴れ

◎参加者・計3名

◎コース・千葉5:37(快速)―東京6:16/31(ホ快速おくたま1号)-青梅7:46/7:49(ホ快速おくたま81号)-奥多摩8:24着-8:35発(バス奥21東日原行)-川乗橋BS8:48/8:56……笙の岩山11:22/37(休憩)…塩地ノ頭11:55…松岩ノ頭12:12…蕎麦粒山13:55/14:24(昼食)…棒杭ノ頭15:29…一杯水避難小屋16:34/39…東日原BS18:17着(解散)

■3月18日から19日にかけて、関東甲信地方に季節外れの雪が降り、平野部でも積雪が見られた。
21日時点の奥多摩ビジターセンターの情報で、雲取山では吹き溜まりは腰くらいの積雪状況。標高1000m以上は雪山装備必須。さて蕎麦粒山どうだろうか、降雪後は暖かい日が続き山行日は更に気温上昇が予想されていたので日陰に残る程度だと助かるが参加者には滑り止めの追加装備を緊急連絡した。
川乗橋で下車した多くは川乗林道を進み、鳥屋戸尾根を登るのは我々3人だけだった。笙の岩山迄は登山道に雪はなく、ほぼコースタイムで到着。そこから徐々に雪が現れズルッと滑って歩きにくい、すっかり登山路は雪に隠されて直近の踏み跡を便りに蕎麦粒山に着く。遅い昼食を食べ、滑り止めを付け、さて下山路を行くが踏み跡はなくピンクテープを見つけて進むと膝下近くまで潜る。ふと目を凝らして見ると小さな踏み跡がある。鹿君?! 彼ら野生動物の歩いた後は潜る事無く妙に歩きやすい。一杯水避難小屋まで滑り止めを付けて歩くが雪が柔らかく、葉っぱもくっつき急ぐこともできなない。避難小屋からはチェーンスパイクを外してバス停迄急いだが日没時間には間に合わず家々に明かりが灯る時間になってしまった。
今回テストで参加のYさんには大変難易度の高い山行になってしまいました。急登、雪道、ルーファイと文句なしのⅮランクです。同行のSさんが大変心強い存在でした。ありがとうございました。 (記 K)

■Dテスト2回目。1回目が昨年の5月だったので、テスト期間の延長を認めていただいたランク部に感謝します。このコースの山場は、川乗橋BSから最初のピークである笙の岩山までの標高差650mの一気の登りである。これまでに登った中でもトップクラスの斜度であった。どうにかこうにかピークに辿り着き、アップダウンはあるものの後は東日原BSへの下りだとほっとした。
しかし、この日の本番はここからであった。ある程度の残雪は覚悟していたが、想像以上だった。場所によっては膝下ぐらいの深さがある。また、ただでも狭い登山道が雪で通れず、ルートファインディングが大変であった。この状況が一杯水避難小屋まで続いた。
リーダーとベテランメンバーに助けられて無事下山できた。本当にありがとうございました。 (記 Y)

徐々に登山道に雪が….
徐々に登山道に雪が
雪の蕎麦粒山山頂
直近のトレースの後を進む
笙の岩山迄はほぼコースタイムで