Aランク

Aランク 房総 三石山

◎日 程・2024年12月22日(日) 晴れ

◎参加者・17名

◎コース・千葉6:45(内房線快速木更津行)-木更津7:22/25(久留里線上総亀山行)-上総亀山8:33/45…草川原公園9:00…展望広場10:05/10…三石山観音寺10:30/50…展望広場(昼食)11:05/35…亀山ダム12:30/13:00…上総亀山駅13:15(解散)

■今日は殆どの人が年内最後の山歩き、車道歩きが長く『のんびり歩き』で楽だったかもしれないが物足りない人も多かったのでは~。計画作成時は場合によっては帰りの電車に間に合わないかもしれないと不安もあったが、それは無用だった。80歳代の大先輩グループのシャカシャカ歩きに引っ張られ、ダラダラ歩きの苦しい上り坂もペチャクチャお喋りしながらと、皆さん余裕の歩きだった。クリスマス3日前だと言うのに、所々に残る赤く染まる樹々を目にし「残っていてくれて有難う~」と心の中で呟く。暫くすると室町時代に開山されたと伝えられる三石山観音寺山門が現れる。境内にはマラソンの高橋尚子さんの記念碑があり、手形に自分の手を合わせる他、奥宮へのちょっとした『洞穴探検』で燥ぐ姿は小さな子供の様で可愛らしい。展望広場では快晴のお陰で眺めは抜群だが何といっても「寒い!!」「凍える!!」。豪華なお弁当も、ご飯が冷たくてパリパリになっている!早々にダムへ移動するが此処も同じで寒い!駅に着いたら温かいコーヒーを飲もうと楽しみに歩くが駅周辺には販売機も無くなっている。先月末に久留里線の一部(久留里⇔上総亀山)が廃線との報道があり、駅前の様子からも利用者の少なさが見えてくる。それなのに!木更津からの電車が入ってくる頃になると「どこから来たの?」と聞きたくなる程の乗り鉄、撮り鉄さんが集まってきた。彼らに混じり、私達もシャッターチャンスを狙う姿は名カメラマン?入ってきた電車はほぼ満員!久留里線終点駅でのこの光景は、思い出深い山行となりました。(記 K.M)

■三石山観音寺は屋根に大きな三つの岩がのめり込むような形で乗っている驚きのお寺でした。細い階段を登りその岩の狭い隙間を通って奥の院へ行くのが面白かったです。久留里線の久留里~上総亀山の廃線発表があり、それはいつなのかと他の交通手段を調べる等、リーダ―はご苦労されたと想像しました。でも、最後に乗れた。廃線を惜しむ鉄道ファンの人達の写真やディーゼルの音をとる時に遭遇し、一つの時代の幕引きを見た思いでした。(記 I.Y)

三石山観音寺
三石山観音寺 奥宮