Cランク

Cランク 北アルプス 唐松岳~五竜岳

Cランク   北アルプス 唐松岳~五竜岳

◎日 程・2022年9月11日(日)~13日(火) くもり時々晴れ

◎参加者・3名

◎コース・

1日目:東京6:28(はくたか551号)―長野8:05/8:20―特急バス―白馬八方9:35/9:45…八方ゴンドラ駅10:00(八方アルペンライン)―八方池山荘10:25/10:35…八方池11:25/昼食/11:50…扇雪渓12:40/12:55…唐松岳頂上山荘14:25/16:20…唐松岳16:35/17:05…唐松岳頂上山荘17:20(泊)

2日目:唐松岳頂上山荘6:40…大黒岳8:00/8:10…五竜山荘9:10/9:25…五竜岳10:25/10:50…五竜山荘11:40(泊)

3日目:五竜山荘6:10…西遠見山7:15/7:20…大遠見山7:55/8:00…小遠見山9:05/9:25…地蔵ノ頭10:05/10:15…アルプス平駅10:35(解散)

■長野駅から特急バス、ゴンドラ、リフト2基を乗り継いで八方池山荘に到着、ハイキングの家族連れや登山者にまじり登山を開始した。八方池周辺には多くの人が絶景を待っていたが、一瞬だけ白馬槍ヶ岳が姿を見せただけで、直ぐに雲の中の姿を消してしまった。昼食を取っている間も雲は晴れず、ここでの絶景は諦めて、1日目の宿である唐松岳頂上山荘に向った。ここで、リーダーを落胆させる情報、荷揚げのへりが飛ばす、提供出来る飲み物はミネラルウォーターのみ、米も底をつきかけたので歩荷で凌いでいるとの事だった。2時間ほど休息し、夕方の晴れを期待して、小屋から15分ほど唐松山頂に向った。途中、雷鳥親子やホシガラスに出会い、山頂ではブロッケン現象を初体験した。山頂では不帰ノ嶮が一瞬だけ姿を見せるだけだったが、貴重な体験に満足して1日目を終えた。

 2日目は横に剣岳、・立山、前方に五竜岳を見ながらのスタート、直ぐに「牛首」の岩場が始まる。慎重に、3点支持を意識して進み、50分ほどで通過した。この頃からガスが上がりはじめ、五竜山荘に到着した時には五竜岳は雲の中に隠れてしまった。山頂には25分ほど滞在したが、すぐ近くにあるはずの鹿島槍ヶ岳は姿を現してくれなかった。五竜岳への往き帰りでは、何人かの登山者と話しをしたが、扇沢~天狗山荘を1泊2日で往復する人、朝、扇沢を発ち白馬に向かう人など驚くべき行程で歩く猛者に出会った。昼前には五竜山荘に到着し、夕食までのんびり過ごしたが、荷揚げも滞りなく行なわれて種々の飲み物が用意されおり、食事も味、量ともに満足出来るものだった。前泊した小屋との違いは運営にあたる白馬館グループとの経営能力の差によるものか?

 最終日、小屋からわずかな時間で白岳山頂に到着。ここで、ようやく、鹿島槍ヶ岳の双耳峰が姿を現す。白岳直下の岩場を通過し、順調に標高を下げていく。五竜テレキャビンのアルプス駅平周辺にはお花畑が整備されており、種々の高山植物が楽しめる。下山後、「みみずくの湯」で3日間の汗を流し、タクシー車内で聞いた「そば神」で美味しい蕎麦を満喫した。快晴とはならなかったが、3日とも雨に降られることもなく、快適な山行を楽しむことができた。 (記 EY)

唐松岳・五竜岳