Cランク

奥多摩 雪の御前山

《2月度会山行・Cランク》  奥多摩 雪の御前山

日 程・2018年2月11日(日) 晴

参加者・5名(L467)、

コース・新宿駅6:46(ホリデー快速奥多摩1号)-奥多摩駅8:21/35-バス-奥多摩湖8:50…御前山登山口9:00/15…サス沢山10:35/40…惣岳山12:15/25…御前山12:50/13:20…トチノキ広場14:35/45…栃寄沢ルート登山口15:40…境橋BS16:00-奥多摩駅(解散)    

■北陸では記録的な大雪が続き、立春を過ぎても関東では連日気温10℃未満の寒い晴れの日が続く中、数日前から土日に雨予報が入り、一時は中止を考えた。三日ほど前から山地の天気予報詳細に注意していたら雨は確実だが未明まで、早朝には低気圧が房総沖に移動、日中は晴れ、気温も上がることが確実になったので予定通り決行した。新宿からのホリデー快速(奥多摩1号)は新宿では空席があったが、中野駅で満席になった。危うくK女史は立ちん坊になるところだった。奥多摩駅からのバスはシーズンなら何台も鴨沢までの臨時バスがあり、早めに奥多摩湖に行けるが、厳寒の今回は時刻表通りの丹波行き一台に奥多摩湖方面登山者全員が乗車した。 ダムの堰堤を渡った登山口広場には30センチほどの積雪があった。早速アイゼンを着用したが、他の登山者たちは、我々を横目に次々と山中に入っていった。サス沢山までは地肌と雪面が交互に現れ、急登が続くが好調に夏時間で歩けた。アイゼン無しでも歩ける程度だった。サス沢山で静かに水を湛える眼下の奥多摩湖の景観を楽しんだ。その後の登山道は雪深くなり、次第に息が上がりペースが落ちてきた。天気は予報通り回復、薄い雲の中、青空が見え隠れ、快晴とはならなかった。山頂到着はメンバー構成から予測した時間よりも30分程度遅れた。先行登山者グル―プが二組休んでいた。写真をお願いしてから我々も昼食とした。時々日差しがあったが、枯れた立木の向うの展望は今一つだった。 下山は避難小屋の傍からトチノ木広場まで雪深い山腹をくねくねと下った。トチノキ広場から栃寄沢まではごつごつした岩の間の急斜面を下り、谷筋からは沢上と岸壁に取り付けられた雪の残った幾つもの桟橋で最後の緊張を強いられた。境橋BS到着とほぼ同時に奥多摩駅行きのバスが通りかかり、効率良い雪の御前山歩きを堪能できた   (記 YT)

■奥多摩三山の一角をなす御前山。初登頂で雪の奥多摩プチ雪山体験。意義ある登山となった。サス沢山は 指沢山と書くことを学び、深く水をたたえている奥多摩湖を見下ろす展望台は一見に値する。雪が消えた後の本格登山のためのトレーニングと思ったのは御前山を甘くみていたようだ。意外と手応えのある山でした。                 (記 KN)

御前山山頂にて
眼下に見える奥多摩湖