登山教室

こまくさ登山教室 房総 津森山~人骨山

3月度 こまくさ登山教室 初級講座 実技講習及び中級講座 地図読み実技講習

房総 津森山~人骨山

◎日 程・2021年3月28日(日)  曇り

◎参加者・6名

◎コース・千葉7:45-保田9:14/50(青バス)-大崩BS10:10/20…三差路10:50/11:05…津森山11:43/昼食/12:05…切割…人骨山12:55/13:05…三差路13:35/45…八雲神社14:05…佐久間ダム入口BS14:25/15:22(青バス)-安房勝山16:00(解散)/54-千葉18:19

■今回のコースはダイナミックに尾根や谷を展開するところではないが、それでも地図記号を確かめてみると地形ばかりでなく、房総ならではの植生についても理解することができる。また、富山、伊予ヶ岳など近くにある山々の山座同定について学ぶことにも向いている。さらに津森山では、広くなだらかなピークで起きやすい道迷い地形について知ることができた。国土地理院の1/25,000の地図には、津森山、人骨山山頂付近のルートが記載されていない。それでいて山道はしっかりしている。いずれにしても房総の山歩きには油断は禁物であると自分自身に言い聞かせ歩いている途中から、実は講習をすることなどすっかり忘れてしまった。どうやら、春の里山歩きの気持ち良さはそうさせるようだ。
満開のヤマザクラ、キブシなどの木の花に加え、足元にはシャガ、紫色のスミレなどの花や、ヤブレガサ、チゴユリ、ヤマカノコソウなどがある。山裾の方に目を向けると、棚田には水が張られ、カエルの鳴き声がにぎやかである。万物が一斉に目を覚ます季節である。その中で、何よりも驚いたのは津森山山頂に群生するトリカブトであった。花の季節にもう一度訪れたい山である。 (S)

中級地図読み講習