Dランク

鳥海山~秋田駒ケ岳

《8月度会山行 Dランク》   

鳥海山~秋田駒ヶ岳

日 程・2018年8月31日(金)~9月2日(日) 小雨~晴

参加者・4名(L467)

コース・

8月31日・羽田空港7:00-秋田空港8:05/8:50(レンタカー)-アルバこまくさ10:20/45-八合目登山口11:10/11:20…片倉展望台11:50/55…八合目登山口12:20/13:10-田沢湖・角館武家屋敷観光-乳頭温泉郷16:30(鶴の湯 泊)

9月1日・鶴の湯7:50-鉾立10:50/11:35…賽ノ河原12:50…御浜小屋13:30/40…七五三掛14:30/40…大物忌神社16:30(御室小屋 泊)

9月2日・御室小屋4:40…新山5:10/20…御室小屋5:45(朝食6:00)/6:40…七高山7:05/20…行者岳…伏拝岳8:00/10…文殊岳…七五三掛9:30…鳥海湖畔10:15/30…御浜小屋11:10/15…鉾立13:00-はまますSPA(入浴)-道の駅…秋田空港18:00(解散)  

■3年間思い焦がれた鳥海山、今年はリーダーとして自ら計画した。当初は新幹線を利用、秋田駒ケ岳とセットの東北周回を考えた。鳥海山は本命だが雨天では不可能、秋田駒は少雨なら決行可能とわかり、変更の柔軟性を考え飛行機とレンタカー利用に切り替えた。結果的にこれが正解、原計画では初~2日目鳥海山だったが、初日は日本海側大荒れ予報となったので秋田駒を先行、鳥海山は2~3日目に変更した。それでも秋田駒ケ岳は八合目登山口から微雨を伴う厚い霧に蔽われ、予定のコースは歩けなかったが、その夜の温泉宿「鶴の湯」は明治~大正の佇まいをそのまま残した素晴らしい秘湯で、温泉と山の幸を堪能、秋田駒途中撤退の欲求不満を解消した。 2日目の好天予報はまたまた外れ、道中で見える高い山は殆ど雲の中、山の天気を心配したが、鉾立登山口の駐車場は多数の入山者がいることを示しており、我々も早めの昼食を済ませ歩き始めた。途中の御浜小屋まで雨具の必要な小雨が2度ほどあり、山頂の御室小屋まで行けるか不安だったが、御浜小屋で小休止、他の登山者の動向や雲の流れを観察、山頂直下の御室小屋に向かった。七五三掛からは千蛇谷に下り、沢沿いの道を登って行った。初夏なら確実に幾つも雪渓を歩く谷筋コースだが、今回は短い平坦なシャーベット状の雪渓一か所だけ、わかりやすい夏道登山には色々な花が咲き乱れていた。山頂小屋には略予定の時間に到着、大物忌神社の宮司による受付をすませ、少々割高だが4人部屋の個室に入った。大部屋を覗くと大勢の若い登山者が寝具を並べていた、食事も二班に分割100人近く宿泊していた。 翌日は薄暗い中を1時間かけて新山を往復、鳥海山山頂を極め、朝やけを楽しんだ。その後、朝食を済ませ、新山よりも視界の広い七高山で、しばし山座同定を楽しんでから外輪コースを辿って鉾立てに下山した。外輪コースは谷から見上げた時は、岩が屹立した厳しい稜線だが、登山路は歩きやすく、好天を待ちかねた大勢の登山者とすれ違いながら、何度も何度も鳥海山を振り返り、山影を頭に焼き付けた。(記 YT)

■昨秋、強風で撤退した鳥海山に再チャレンジ。見覚えある鉾立登山口から千蛇谷経由で大物忌神社へ。翌朝は新山登頂に感激した後、胎内くぐりで生まれ変わり(?)、七高山から東北山系~庄内平野~日本海をずっと楽しめる稜線歩きの外輪山コースから鳥海湖巡りを楽しんで鉾立下山。チョウカイフスマ、チョウカイアザミ、イワギキョウ等の花々にも癒された、一粒で二度美味しい印象深い山旅となった。(記 TM)

鳥海湖から
胎内くぐり
新山山頂
七高山
チョウカイフスマ