Dランク

奥多摩 笙ノ岩山~蕎麦粒山

《5月度会山行・Dランク》 奥多摩 笙ノ岩山~蕎麦粒山

日 程・2018年5月13日(日)曇のちどしゃ降り

参加者・9名(Ⅼ307)

コース・千葉駅5:20-御茶ノ水6:12/12-立川6:48/52-青梅7:30/40-奥多摩8:13着/奥多摩8:25(臨時バス)-川乗橋8:39…登山口8:45/50…笙ノ岩山11:05/25…蕎麦粒山12:50/13:28…仙元峠13:40…一杯水14:23…滝入ノ峰15:14…東日原BS16:15/17発バス―奥多摩駅16:54(ホリデー快速6号)〈解散〉

■久々のどしゃ降り雨山行でした。「小雨決行しますので雨具を忘れずに」と計画書を参加者に送った2日前は、スマホのアプリ登山天気では折り畳みの傘マークが午後3時頃からになっていた。正午までは太陽マークだし東日原のバス停で少し降られるかなくらいに考えていた。しかし山行日が近づくにつれ予報は悪くなっていた。鳥屋戸尾根は一昨年前は破線ルートであったが、2018年度昭文社では実線の一般ルートで危険箇所もなくひたすら登りひたすら降るトレーニング要素の強い山行を強調したので、参加者全員その覚悟を持って参加頂きました。下る事無く脹脛が悲鳴を揚げそうに成るほど登りっぱなしで笙ノ岩山に着く。シロヤシオが満開を期待していたが今年は花の時期が早いのだろう、地面に落ちた花弁も目立つがミツバツツジとの競演が嬉しい。蕎麦粒山で少し雨粒が当りはじめたので雨具を着てさぁ下山だ。一杯水は水は豊富に出ていたが、ガブガブ飲むほど喉の渇きはない。それよりも雨脚が強くなる前に先を急ごう。それ以降雨は弱まることなく降り続く。バス停にギリギリに着いた時はずぶ濡れ状態で、運転手さんから雨具を脱いで乗るよう注意されるもバスの時間もあり必死で飛び乗った。終わってみれば累計標高上り1616m下り1408mを活動時間7時間24分で終えた。夏山縦走では雨の中を歩く事も想定しなければいけないが久々の雨山行、何故か満足感を感じているのは私だけだろうか。健脚揃いのメンバーに感謝いたします。  (記 KM)

■登山を始めたころから行きたかった蕎麦粒山、長沢背稜。曇り空の中、川乗橋を8時45分に出発。アミノバイタルを忘れたのが頭に残り少々不安なスタートでしたが心地よいペースで登れました。鳥屋戸尾根は道標のないルートでしたが歩きやすく、笙の岩山からは川苔山が右に見えシロヤシオを堪能しながら歩きました。標高差1040mは少々こたえましたが、午前は雨も降らず蕎麦粒山に12時50分に到着。地味にきつかったが達成感を味わうことができました。午後は予想どおりの雨。それでもミツバツツジの美しさに感動し、アップダウンを繰り返しで苦しいながらも水滴の化粧で色鮮やかになった木々の深緑を楽しめました。東日原まで長い下りでしたが、おいしい一杯水も飲め16時17分のバスに何とか間にあいました。今回の山行は決行してくださったリーダーに感謝です。また、初めてのDランク山行でしたが(テスト以外)皆様がいろいろと気をつかってくださり楽しい山行となりました。水分の補給の仕方など雨対策を含め夏山の訓練として、また奥多摩のすばらしさを感じることができた最高の山旅でした。(記 NT)

蕎麦粒山頂にて
シロヤシオ
川乗・大岳・御前山
ミツバツツジ