Dランク

奥多摩 雲取山~タワ尾根

《5月度会山行  Dランク》 奥多摩 雲取山~タワ尾根

日 程・ 2018年5月6日(日)、7日(月)

参加者・8名(L413)

コース・1日目(5/6):池袋07:30特急-西武秩父08:51/09:10バス-三峰神社10:25/35…地蔵峠12:09/昼食12:40…お清平13:00/13:05…白石小屋14:33/38…大ダワ15:58/16:02…雲取山荘16:26(泊)

2日目(5/7):山荘04:05…雲取山04:40/50…ブナ坂05:52/朝食06:10…堂所07:12/18…小袖下P08:36…鴨沢BS08:55/09:35バス-奥多摩10:12解散      (10:17-青梅10:50/10:00快速)

■2日間新緑の雲取を満喫しました。 入山者が減る連休最終日とその翌日の2日間であることと、2日目朝から雨、低気圧通過の予報であったお陰で、登山バス、小屋ともに混雑は少なく快適でした。 予定した2日目のコース“タワ尾根方向”は、切り立った岩稜、垂直に近い登下降のガレ場があり、雨に濡れた状態で入ることは避けたく、早々に下山路をエスケープルートの鴨沢へ変更しました。更に、午後になるほど雨脚が強まるとの予報を考慮して、朝食を取らずに早立ちし早く下山したのですが、実際は下山中全く雨に合わず、時折日がさす天候でした。 雨に逢ったのは帰宅後、午後になってからでした。 予報に振り回された山行でしたが、結果は、山頂で奥秩父、奥多摩の展望を楽しみ、人気の百名山を、ベストシーズンに静かにゆったり楽しむことができました。 出会った花は、東石楠花、東国三葉ツツジ、山ツツジ、藤、オオカメノキ、羽団扇楓、額空木、等々木の花が多く、彼方此方で鹿を見かけ、林底の下草は少なく、草の花は僅か、スミレ、黄金猫の目草、キラン草、黄連等が印象に残った程度でした。 同じコースを辿った花の百名山の著者田中澄江によると、岩ウチワを始め多くの花々の記載がありますが もうかっての情景は戻ってこないのでしょうか‼  (記 NO)

■長沢背陵は以前から歩いてみたいコースでした。タワ尾根も昨年、篶坂ノ丸~日原を歩いたので、今回はタワ尾根の起点から下るコースなので、是非歩いて見たいと思っていました。7日は雨予報となり、「中止?」と心配しましたが、リーダーから「決行します・鴨沢へ下山予定」の旨の連絡がありホッとしました。1日目の三峯口~の登りはきつく、特に「お清平~白岩山」までは、急登で歩程も長く、展望を楽しむ余裕も有りません。ひたすら黙々と登りました。芋の木ドッケ~雲取山荘までは、傾斜も緩くなり、大きくて奥深い雲取山の山容を味わう事ができました。翌日は雨予報の為 ヘッドランプを付け、4時出発となる。諦めていた、雲取山山頂からの展望を楽しむ事ができました。下山道脇にはカラマツやブナ林の新緑が美しい。メンバーの皆さんもリラックスムード。今回は花博士が2人も居られるので、小さな花々にも足を止めて楽しみ、新緑のまばゆい鴨沢コースを十分楽しむ事ができました。安全を期して、コースを変更して、山行を決行して下さったリーダーの決断に感謝いたします。  (記 KR)

白岩小屋背後の展望台より和名倉山とその左奥は甲武信岳
“ヤレヤレ‟やっと辿りつけた、 小屋が仕舞う直前の鯉登りと共に
今日の最高地点で余裕の面々
夜明けの雲取山頂
額空木
キランソウ
梅花黄連
黄金ネコノメ