Aランク

北アルプス 乗鞍岳

《7月度会山行・Aランク》 北アルプス 乗鞍岳  (Tさん・Kさん追悼山行)
日 程・2017年7月31日(月)曇り~8月1日(火)曇りのち雨
参加者・12名 (L003)
コース・
7/31・千葉駅6:32-新宿駅7:39/8:15―高速バス―平湯BS12:45/13:40-乗鞍岳畳平BS14:40―銀嶺荘15:30…大黒岳15:50/16:10…銀嶺荘16:30(泊)
8/1・銀嶺荘4:40…富士見岳5:10/20…肩の小屋5:50/6:05…乗鞍岳剣ヶ峰7:20/40…肩の小屋8:55/9:10…畳平10:00/50―バス―平湯温泉BS11:50/(温泉入浴・昼食)14:30―バスタ新宿19:30(解散)

■曇り空の中新宿バスターミナルから出発、畳平には予定通り到着、明日の天気を心配をしながらサブリーダーのFさんと相談して、大黒岳で2人の追悼式典をすることになり、大黒岳に登りました。我がこまくさのシンボルの花がたくさん咲いておりました。また、大黒岳の登山道では雷鳥の親子が出迎えてくれました。そして、大黒岳の山頂でよい岩があり、個人をしのぶ祭壇を祭り、冥福を祈りました。     (記 O.M)
■ご来光を見たいと思い、参加しました。前日の天気予報では、曇り・一時雨・雷と出ていて最悪泊まって、そのまま帰ることになるかなと少々悲観的になりながらも、希望を持とうと出発しました。畳平に着いて久しぶりに高山の景色を見ることができ感動しました。大黒岳に登り、Tさん、Kさんの追悼を、参加できなかったAさんが準備して下さった花とお酒をたむけ行いました。お二人をまるで偲ぶかのように、こまくさが2つ、ひそやかに咲いていました。
夜は、リーダーと会長が準備して下さったお酒を飲みながら、楽しいひとときを過ごしました。こまくさの歴史を背負って立つお二人の話はとても興味深く、また、皆さんとも交流できよかったと思います。翌日は、4時半に出発。途中何度も深呼吸をしながら登りました。やはり低山に比べ、登りがしんどいなと感じました。昨日高山病になり、体調をくずしたメンバーがいましたが、当日は元気に登ることができました。乗鞍岳剣ヶ峰では、穂高連峰、御嶽山などを見ることができ、感動しました。途中、高山植物の名前を教えてもらいながら、写真もたくさん撮りました。いつもは下山するとすぐ忘れてしまうのですが、花の写真と名称が入ったクリアファイルを購入したので、今回は覚えられそうです。20年前に登った燕岳で、可憐に咲いていたこまくさに再会でき、感激もひとしおでした。リーダーをはじめ、準備してくださった皆様にはお世話になり、ありがとうございました。Tさんは、最近は晴れ男とのことで、まさに天気予報を覆していただいたかなと感謝いたします。    (記 Y.N)

追悼登山夜のしじまの濁り酒 (S.T 読)
■7月31日~8月1日、北アルプス乗鞍岳に12名で行ってきました。
このほどは、故T様(いつもやさしく、明るく話し掛けてくださいました)。
      故K様(いつも温和でやさしい方でした)。
両氏の追悼登山となりました。宿泊地の銀嶺荘には予定通りに到着し、空も晴れ間が出てきました。しかし、天候は定まりがなく急遽、リーダーの判断で明日の追悼登山を前倒し変更しました、ただちに、15:30リーダーを先頭に乗鞍岳の一つ大黒岳に12人全員で出発しました。
登山道はお花畑が続き「こまくさ」の花が、何千株と美しい姿で私たちを迎えてくれました。親子の雷鳥も姿をあらわしました。頂には両氏の祭壇を飾るのにピッタリの1メーター四方の大岩が在り驚きました。両裾には一株ずつコマクサの花が、石にかこまれて風をさけて咲いていました。会長の用意してくださった供養のお酒と霊代、会員の方の届けて下さったお花を左右に飾り、お二人の御霊に感謝を申し上げて、皆で山の歌を歌い合唱いたしました。Mさんに記念写真をお願いして下山しました。(記 S.T)

こまくさの群生
大黒岳山頂
T氏、K氏 追悼―1
T氏、K氏 追悼―2
4:30銀嶺荘出発富士見岳へ
正面に見える乗鞍岳剣ヶ峰
剣ヶ峰山頂3026m