Dランク

上越 谷川岳(雪山)

《3月度会山行・Dランク》 上越 谷川岳(雪山)

日 程・2017年3月12日(日)

参加者・4名

コース・東京6:36-MAXたにがわ401号-上毛高原7:53/8:00-バス-谷川岳山麓駅8:45=ロープウェイ=天神平9:30/50…熊穴沢避難小屋10:45/55…天狗の留まり場…肩の小屋12:15/40…トマの耳…オキの耳13:15/25…トマの耳…天狗の留まり場…熊穴沢避難小屋…天神平15:25=ロープウェイ=山麓駅《解散》

                                           山頂オキの耳1977m

■雪の谷川岳の魅力を伝えたくて昨年に続き今年も会山行を計画した。山行当日は高気圧に覆われ、無風の穏やかな天気となった。途中のバスの車窓から真っ白な谷川連峰が見え始め、今回は双耳峰(トマの耳&オキの耳)を登れそうだと心騒いだ。

                                              谷川連峰

雪山シーズンは夏と異なり、天神平からいきなりの急登となるため、焦らず一歩づつ登りましょうと声を掛けた。ピッケルを出して備えていた熊穴沢避難小屋手前の下り急斜面は、たっぷりの積雪でなだらかになっていて拍子抜けだった。
積雪4メートルのため避難小屋はすっぽり屋根まで雪に埋まっていた。雪面は歩きやすい程度のフカフカ状態で、キツイ直登も途中何回か休憩を入れて山頂トマの耳まで頑張った。オキの耳、一ノ倉岳、茂倉岳の真っ白い雄大な稜線を前にボルテージが上がる。

                                         張り出した雪庇とオキの耳

昨年登頂を断念したオキの耳に向かうと、トレースの両側には落ちたらヤバそうなクラックが次々現れた。芸術的な雪庇の向こうにはオキの耳、振り返れば真っ白な三角形のトマの耳、下山するのが惜しくなるほど感動的なパノラマ・・・。
お陰でバッチリ日焼けしちゃいました~。(記 KY)

■T・G・S・R(谷川岳素晴らしい)
青い空と白い谷川岳の体験それは想像以上に素晴らしい山行でした。
緊張と不安はあるものの眩しい日差しと無風のコンディションで気分はMAX!
張り出した大きな雪庇と落ちたら這い上がれない幾つもの穴に注意しトマの耳オキの耳に立つ。茂倉岳を登るアリのような人の姿も見える。ハンサムな爼嵓、尾瀬の山々や日光連山、力強い噴煙を上げる浅間山も・・。
ずっとこの景色を見ていたい気分で下山が惜しまれるが尻セードを体験したりして楽しみながら下山した。ところが乗車予定のバスが時刻改正で5分早くなっており乗れず、その代わりに初めての土合駅憧れのモグラの階段を経験し「山屋」の仲間入りをした気分になれました。
雪の山は友達~♪招くよ若い夢を (^^♪ リーダーさんご同行の皆様お世話になりました。(記 KM)

                                         トマの耳を振り返る

■若い頃、スキーの初滑りに来た頃のイメージで天神平駅に着くとまるで違う景色に戸惑いながら、アイゼンを付け準備
を済まし登山開始。絶好の天気と雪の絶景を楽しみながらの登山でしたが、冬山を甘く見ていた付けが昼食後山頂直下で起きました。
太ももの内筋が麻痺してしまい動けなくなりました。KMさんに薬をいただき、休憩を取り、なんとか無事に下山することが出来ました。
今回の反省点、スキーパンツだけではなくオーバーパンツが必要、長い休憩を取るときは足の保温をしっかりすることを忘れないようにする。LのKYさん、SLのKさん、KMさん御世話になりました、ありがとうございました。 (記 SK)